フェアウェイウッドが苦手な人はクラブの機能的にもユーティリティが合う
フェードヒッターは、ヘッドが少し外から鋭角に入るので、アイアンが得意な人が多いですよね。であれば、長い距離でもフェアウェイウッドではなく、形状がアイアンに近いユーティリティを使ってみてください。アイアンのつもりで振れば、ナイスショットのイメージがもちやすく、ラインを出して打てば方向性もよくなります。
クラブのスペック的にも、同じロフト角でも長さが少し短くなるので振り遅れません。短くなってもミート率が上がるぶん、飛距離は伸びます。重心距離も短いので、ボールのつかまりもよくなる。これだけいいことずくめのユーティリティ。球筋に関係なく、フェアウェイウッドが苦手なすべてのゴルファーにオススメです。
▲重心距離が短いユーティリティは、フェースが返りやすいのでボールを簡単につかまえて打てる
▲ヘッドが大きいと重心距離が長くなる。フェースが返りづらくなるので、開いた状態で当たりやすい
▲0.5インチでも短くなるとミート率は上がる。芯に当たりやすいから飛距離も十分に出せる
▲クラブが少し短いだけで振り遅れずにミートできる。これがフェアウェイウッドより短いユーティリティの長所のひとつ
▲振り遅れはスライスの大きな原因。ロフトが立ったフェアウェイウッドで振り遅れると、どスライスが出てしまう
▲アイアン感覚で軽く打ち込んでいけば、上手にミートできる。ラインを出すイメージをもって打つと方向性もよくなる
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佐伯三貴 さいき・みき
1984年9月22日生まれ、30歳。163cm。レッスン知識が豊富な教え上手。ツアー7勝。広島県出身。日立アプライアンス所属。
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