いいことずくめ!"カラダで打つ"の究極形
いまや時の人となった松山英樹選手。あの力強くて切れ味鋭い世界でも通用するスイングは彼ならではのもので、「アマチュアでは到底まねできるものではない」と思われがちですが、そうではありません。むしろ松山選手がプロで活躍しはじめたときにあらためて見た感想は「ついに“カラダを使って振る"の究極のお手本が現れた!」でした。
松山選手のスイングで特徴的な、大きな孤を描きながら深く捻転していくバックスイングも、目標方向にパワーが解放された両腕を伸ばしたフォローも、腕や手をほとんど使っていません。その証拠にこれらのポジションのカタチをキープしたまま胸を正面に戻し、そこからヘッドを地面に下ろしたら、アドレスとまったく同じカタチができます。
これは、つまりスイング中にクラブを腕で振る動きをまったくしないからこそできるもの。このカラダの回転だけを使ったスイングは、欠点は皆無に等しく、逆に多くの利点を生み出すいいことずくめ。アマチュアがぜひまねたいポイントです。
番手ごとにスイング が変わっちゃう人にオススメ!
カラダの回転 で振れば、
スイングはひとつでいい
カラダの回転だけを使って振るスイングの長所は、数えきれないほどあります。なかでもとくに魅力的なことをあげると、「抜群の安定感」「プレッシャーに強い」そして「どの番手も同じスイングで打てる」でしょう。
腕を使って振るスイングは、腕自体を動かすだけでなく腕にローテーションを加えることになります。すると動かしたりねじった腕を戻す動作が必要となりますが、これがあるとタイミングが少しでもズレたときは軌道や入射角、打点が変わりやすくなります。
タイミングのズレは...
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