ナイスショットするためには打つ前に必ず
具体的に弾道をイメージしてそれに合ったリズムを素振りで確認する
打つ前にボールの軌道をイメージする
高めの弾道かライナー性の弾道か軽いフェードかなど具体的にイメージする
イメージに沿ったリズムで素振りをする
イメージした弾道を打つためのリズムを考えながら素振りをする
ティショットのドライバー、緊張しますか? わたしは集中すると、まわりのものや音が気にならなくなるので緊張しません。それはさておき、ドライバーでナイスショットするには、大事な基本がふたつあると思います。
まず、打つ前にこれから打つ弾道をしっかりとイメージすることです。「ポーン」と弧を描く弾道か、「サッ」とライナーで飛んでいく球なのかなど、具体的にイメージします。次に、そのイメージに合ったリズムで振れるように、素振りをすることです。打つ弾道によってスイングのリズムは変わってもいいと思います。また、その弾道を打てるかどうかではなく、このふたつのことを打つ前にすることが大事なことだと思うのです。
スイングで気をつけることを1点だけあげるとしたら、フォロー側の45度を通過したら頭を上げること。これはヘッドアップを避けて、インパクトからフォローを長くするためです。
▲フォロー側45度を腕が越えたら頭を上げる。これでインパクトゾーンが長くなる
▲ヘッドアップして球を上げるような動きは厳禁。イメージもリズムも台無しになる
Sarina KOBAYASHI
こばやし・さりな――1993年生まれ、埼玉県出身。158cm。中学1年のとき弟と一緒にゴルフをはじめる。高校生になってから本格的に試合に出はじめた。「2年生のとき日本女子オープンに出たのですが、試合の雰囲気とか、ギャラリーのなかでプレーするのが楽しくて、プロを目指すことにしました」。昨年はステップアップツアー4戦とツアー1戦に出場。今年はまずステップアップツアーでがんばる意気込み。熊谷ゴルフクラブ所属。
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