レッスン


深堀圭一郎のアプローチレッスン
距離感を出すポイント

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解説プロ
深堀 圭一郎 ふかぼり・けいいちろう

1968年10月9日生まれ。東京都出身。173cm、68kg。ツアー8勝。2003年の「日本オープン」では5打差を大逆転して優勝。9年ぶりの優勝を狙うベテラン。フォーラムエンジニアリング所属。


ピッチ&ランの距離感は
腰の高さの振り幅でつくる

アプローチで多用する寄せ方がピッチ&ラン。アマチュアは腰の高さ以上に振らないように打つと距離感を出しやすいという。

▲腰の高さまでの振り幅なら体重移動は不要。コックも入れずに打てる。余計な動きが出ないぶんミスしづらい



ウエッジ&9番で腰まで振った飛距離を把握

 キャリーとランを半々くらいで使うピッチ&ランは、ボクもアプローチで多用します。比較的安全なのでアマチュアにもオススメですが、問題は距離感。振り幅が大きくなるほどミスが出やすくなります。

 そこで試してほしいのが、腰の高さまでの振り幅で打つこと。この振り幅ならカラダが大きく動かない。体重移動せず、ノーコックでも打てるのでミスヒットしづらいのです。距離的に足りないようなら、番手を上げればいいだけ。ウエッジと9番くらいで、腰まで振ったときの距離を把握しておけば、グリーンまわりからの寄せには、ほぼ対応できるでしょう。

▲テークバックは手で上げず、カラダを右へ回す。グリップエンドがおヘソを指した状態をキープしてクラブを引こう



▲フォローでもグリップエンドがおヘソを向いている。最後までクラブとカラダの位置関係を変えずにスイングしよう



▲ボールを上げようとすると、カラダ以上にクラブが大きく動いて距離感が出せない。ダフリやトップの原因にもなるので注意



▲SWから9番アイアンくらいで、腰の高さまで振った場合の距離を把握しておき、打ちたい距離に合わせて番手を替える

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