455ヤードのサービス・パー5。ドライバーで飛ばして2オン狙いだ!でも、なにかイヤな予感が…。そこに隠された罠の見分け方、マネジメント、打ち方をレッスンしましょう。
村田章悟 むらた・しょうご
1982年生まれ。専修大学出身。身体的特徴に合ったスイングを見極め、正しい動きの定着を図る。恵比寿のスポーツラボ(03-6409-6793)で指導している。
46歳。173cm、73kg。ゴルフ歴10年。平均スコア92。5Wが得意で長いホールを苦にしないが、微妙な距離が残った寄せは苦手。
苦手
2オンの欲望がくすぶってリキんでしまう
1打目で250ヤード飛ばせば残り200ヤード強。そんなパー5なら2オンを狙います。2打で乗せるのがムリなら、3打目で得意な60ヤードに残したい。でも、1打目でリキんでミスし、2打目はむずかしいライ。それをクリアし、せっかく3打目でグリーンが狙える状況になっても、またミスすることが多いです。
▲飛ばす意気込みからスタンスが広くなり、インパクトでカラダの回転が止まって手が返った
苦手な理由
「短い=飛ばせばいいスコア」が可能か確かめて対処する
まずホールのハンデキャップを確認しましょう。この数値が小さいホールはアベレージゴルファーがパーを獲るのは容易でない、と考えてください。
▲HDCP(いちばん下の欄)が小さい場合、簡単にはパーが獲れないと考える
単に飛ばせばいいのではなく、罠を見極め、グリーン側から必要な飛距離を逆算して狙うことが大切です。
飛距離や大胆な攻め方が求められているのではなく、
どこかに隠れた罠を見抜く力、罠を避けていいスコアを目指す技術の精度、いつもどおりに振れる安定感を試されているのです。
▲飛ばそうとすると、ふだんとリズムが変わったりインパクトで手が返るなど悪い動きが出てしまう
さあ、克服しよう⇒
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