ダフリ、トップが止まらないときは
小文字の"y"をキープ!
グリーンまわりで、ダフリのミスを避けようとするとトップ、トップのミスを避けようとすると大ダフリ…。なんでこうなるの?
▲スタンスを狭くしてカラダ(胸)の正面にボールをセット。左手が左太モモの前に収まるようにハンドファーストに構える
上体のカタチを保てば手打ちのミスが防げる
ダフリとトップのミスが交互に出るのは、手先でクラブを操作しているから。カラダが回らずに、胸と手の距離が変わることによって、インパクトでのクラブの入り方がバラバラになってしまうのです。
このミスを防ぐには、アドレス時に手を少し前(目標方向)に出して、「小文字のy」をつくりましょう。そして、このときの上体のカタチをキープしながら左肩を回して、インパクトで再現。こうすれば胸と手の距離が変わらず、動きがシンプルに。結果、カラダの回転で正しく打てるというわけです。
▲バックスイングは左肩を動かして胸の面を右に。インパクトはアドレスのカタチを再現する。あとはリズムよくスイングすればOK!
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松村道央のアプローチスイングを連続写真でチェック!
▲振り幅を大きくするときはコック(手首)を使うが、上体のカタチはキープ。胸の正面につねに手があるのが理想形だ
▲手を中央に寄せた「大文字のY」のアドレスでは、手先でクラブを上げやすく、カラダが回りにくくなるので注意
松村道央 まつむら・みちお
1983年7月22日生まれ。172cm、70kg。ツアー4勝。昨季は中日クラウンズ、今季は開幕戦のインドネシアPGA選手権を制するなど、難コースに強い。埼玉県出身。吉野電化工業所属。
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