新井康仁 あらい・やすひと
1975年生まれ。アメリカミニツアー参戦などを経て埼玉県入間市の霜原ゴルフガーデン(04-2966-3711)にてレッスン活動を開始。振りやすく当たりやすい「自然さ」を大切にしたゴルフづくりがモットー。
65歳。165cm、70kg。ゴルフ歴30年。飛ばし屋だったが、いまはドライバー平均230ヤード。寄せは経験を生かせる得意分野だが、逆目は別。
苦手
逆目の抵抗に勝ったり負けたり予測できない
逆目のアプローチでは近くで素振りをして振り抜くときの抵抗感を確かめるのですが、実際に打つと素振りとは違う気がします。とくに、飛ばしたくないけど抵抗に負けないようしっかり振らなくてはいけないときがむずかしい。強く振るのかソフトに振るのか迷い、結局ミスになるのです。
望月さんのスイング
▲逆目に対抗しようとインパクトでガンバリすぎてフェースがかぶってしまった
望月さんの苦手な理由
勝てない相手に勝ちにいくからミスになる
逆目といっても芝の長さや密度、沈んでいる度合い、そのうえ芝の種類によっても抵抗が違います。球のライと似た状況で素振りをして、抵抗の大きさを感じて対応するのは基本中の基本です。
抵抗があるからといって「負けないように」と考えると無理をします。「60ヤード打ちたいが抵抗で負けるぶんを足して80ヤード振ろう」と考えると、必要なだけ力感を加えて振れます。またはラフとの勝負を避けて、抵抗の影響を受けない方法を考えてもいいのです。(新井)
▲球とフェースの間にどのくらい芝をはさむかを見て、そして振って抵抗を感じることが必要
▲球の沈み具合で抵抗は違うし、球の出方も違ってくる。経験値を積み上げることも大切だ
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