左太モモを締めて左サイドを逃がさない。振り遅れを防ぐ重要ポイント!
手足が長い人に参考にしてほしいカラダの使い方
長身で手足が長いカーク。手足が長いと余計な動きをしやすいのですが、カークはこれをうまくカバーしています。
ポイントはふたつ。ひとつ目はバックスイングでクラブをやや外側に上げること。これによって腕のねじれが少なくなります。このとき、手元をカラダに近づけることが大切。手が長いとクラブがカラダから離れやすく、それが原因で振り遅れやヒッカケが出るので注意してください。
ふたつ目は、ダウン以降の左足の使い方。左太モモを内側に締めて、カラダの左サイドを逃がさない(開かない)ようにしています。とくに左足が流れると振り遅れやすいので、意識したいポイントです。(堀尾)
[バックスイング] 手元をカラダに近づけたままクラブをやや外側に上げる。これで腕がねじれすぎる余計な動きを防ぐ。グリップエンドをカラダに向けておくことも大事
[ダウンスイング以降] ややX脚のカーク。左太モモを内側に締めているからだ。太モモを締めることで左サイドが逃げないようにして振り遅れを防いでいる
連続写真で解説
▲手元を遠ざけない意識が必要
▲クラブをやや外側に上げていく
▲ダウン以降は足の動きに注意
▲最後まで左太モモを締める
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クリス・カークのスイングを連続写真でチェック!
▲ファイナル最終戦で年間チャンピオンをかけて争ったホーシェルとカーク。同じ光景が来年はメジャーでも見られるかもしれない
クリス・カーク Chris KIRK
2014シーズンはプレーオフ第2戦など2勝。長身を生かしたショットには安定感がある。スイングはとてもスムーズ。1985年5月8日生まれ、29歳。190cm、80kg。
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