右肩甲骨と左足の蹴りを使って強くたたける「低い姿勢」をつくる
左肩をアゴの下に深く入れずに右肩甲骨を入れる
藤田光里プロのスイングには、飛距離を大きく伸ばすポイントがふたつ隠されています。
ひとつめは、右肩甲骨の使い方。バックスイングで肩は大きく回っていくのに、左肩がアゴの下に深く入っていきません。クラブを高く上げることよりも低い姿勢を保ち、カラダを真ヨコに大きく回転していくと、右肩甲骨が確実に入ります。
右肩甲骨を入れたら、切り返しは、その肩甲骨を振り下ろすのに合わせて徐々に抜いていくだけで手元が低い位置に下りていく。左足で踏み込むのに合わせて低い姿勢でインパクトできるので、強くたたける体勢がとれます。
ふたつめは、左足の使い方。インパクトからフォローにかけて左足を伸ばす「左足の蹴り」を使っています。左ヒザを伸ばすと、左足にためたパワーを一気に解放できるので、ボールに強い力を伝えられます。左カカトが浮いていますが、決して伸び上がりではありません。左ヒザを伸ばして蹴ると腕は下がるので、これも強くたたける低い姿勢のインパクトをつくるためのテクニックです。(石井)
連続写真で解説
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藤田光里のスイング(正面)を連続写真でチェック!
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藤田光里のスイング(後方)を連続写真でチェック!
藤田光里 ふじた・ひかり
1994年9月26日生まれ。165cm。今季はニチレイレディス2位タイなど幾度も優勝争いを演じた。ルックスでも注目を集める。北海道出身。レオパレス21所属。
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