堀野晃二 ほりの・こうじ
1970年生まれ。表参道(東京都港区南青山 03-6450-6145)のリストアゴルフ&セルフのヘッドプロ。ジャックニクラスアカデミーで16年間経験を積み、クラブとカラダの構造に自然な動きを理解させ体得させる。
60歳。170cm、61kg。ゴルフ歴40年。パターが苦手なのでアプローチはできるだけ寄せたい!
苦手
上げても止まらずコロがすと距離感出せず
これまではグリーンまわりでは58度のウエッジと決めていました。でも足を出したいときに途中で止まったり、逆にピタッと止めたいときにはうまく止まらなかったり…。それで最近、足を出したいときはピッチングウエッジを使おうと方針転換したんです。けれどその場になると、慣れない寄せ方よりやっぱり慣れた58度がいいかな、などと迷ってしまう。そして、結局ミスるんです。
橋本さんのスイング
▲コロがすときに「低く強く打つ」意識をもつと、インパクトの強弱が変わり距離が合わなくなる
橋本さんの苦手な理由
弾道イメージが高すぎるor低すぎると距離がそろわない
上げるときもコロがすときも、どのくらいの高さの弾道になるのかというイメージを思い描くことが大切です。「フワッと上げて、止める」という意識だけではうまくいきません。元来、球の高さのイメージに沿ってカラダは動くもの。必要以上に高い球を意識していると、上半身が上を向く構えになり、ヘッドが下から入ってミスになります。
ピッチングを使ってコロがすときも、球の高さを含めてライン全体のイメージをつくると距離感も出てきます。
「上げたい」と考える理由は「止めたい」からだと思いますが、低く打ち出すほうがスピンで止まることを理解すると上げる理由がなくなり、迷いもなくなると思います。(堀野)
▲重心は左足にかけつつ上半身は右に傾く。コロがすか上げるか迷いが表れた構えだ
▲高い弾道を意識していると動きは下から上に向いてしまう
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