左手を使って打てば
HS42m/秒以下でも250ヤード飛ばせる!
hs41.8m/秒なのに254ヤード飛んだ HC3鹿又芳典さん
右手をうまく殺してカラダの回転でつくり出したパワーと左手でのスムーズな振り抜きを使って打ったので、ヘッドが等間隔になっている。インパクト後も極端に減速しない効率のいいインパクトで飛ばした。インパクトのフェース向きも理想的な「ややクローズ」になっている
hs43.8m/秒なのに232ヤードだった アベレージゴルファー編集M
インパクト後に測定されたヘッド位置の間隔が狭いのは、右ヒジがカラダから離れた「右手の使いすぎ」のせい。離れた右手に力が入りすぎて、左手リードの邪魔をしているために、当たり負けを起こして激しく減速した。わずかだが「オープンフェース」でヒットしているのもパワーロスの原因だ
右手を殺してカラダの回転と左手のリードで振る
インパクト後、ヘッドはボールに衝突する勢いで減速するものですが、当たり負けを起こすとMさんのように大きく減速した測定結果になってしまいます。ではなぜ当たり負けを起こしたのか。その原因はインパクト後の右腕のカタチにあります。
Mさんの右腕はヒジが見えて手首も返っていますが、こうなると腕がカラダから離れるのでカラダの回転で生み出したパワーが逃げてしまいます。また、右腕が離れると右手に力が強く入るため、左手での振り抜きの邪魔になり、スピードを落とす原因になる「左手が使えていない」状態になってしまうのです。
鹿又さんのインパクト後のように、右ヒジをカラダにつけたまま右手を大きく返さず、左手のリードとカラダの回転で振り抜くフォローをつくると、効率のいいインパクトができます。
「左手主体スイング」マスタードリル
左手をうまく使ってインパクト後に極端に減速しないスイングは、左手でクラブを逆さに持って振る素振りでマスターしよう。あいた右手は胸に当てて、カラダを開かずに正面を向ける意識つくる。振ったときにフォローでビュンと音を鳴らせば、当たり負けをしないインパクトがつくれる。
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