10ヤード刻みの距離は、テッパン距離の左腕の位置を基本に、左腕の高さ1本分の間隔で打ち分ける。このとき、腕に集中しすぎてカラダの回転がおろそかにならないように注意。左腕がどの位置にきてもカラダの回転で打つ
振り幅はカラダに近い腕を意識したほうがうまく調節できる
10ヤード刻みの打ち分けは、10ヤードならこのくらい、20ヤードならこのくらいと、振り幅をひとつずつ決めるよりも、テッパン距離の振り幅から腕何本分「上げる・下げる」とイメージしたほうが簡単。テッパン距離が30ヤードならば、40ヤードのときは左腕を1本分高く上げる、10ヤードのときは左腕2本分下げる、といった具合です。テッパン距離は、このテクニックも含めて距離を打ち分けるうえでのゆるぎないベースとなるので、きちんとつくっておくことが肝心になります。
また、腕はクラブよりもカラダに近いので、ヘッドを上げる高さで振り幅を意識するよりも調節しやすいというメリットもあります。
ミスヒットを防ぐポイント
Point1.右手首の角度をキープする
打ち方について触れておくと、ポイントはふたつ。ひとつは右手首の角度。アドレス時の角度をキープしながら振るのは構えた位置にヘッドを戻せる必須テク。インパクトのズレを防いで、ボールをうまくミートできます。
手首を使わずカラダの回転で打つ。すると、右手首の角度は変わらない
Point1.左親指を地面に向けて打つ
インパクトゾーンで左親指を地面に向けておくのも、ミート率を上げるコツ。手首が折れたり手元が浮くと、左親指が地面を向かなくなるので注意して振ってください。この意識は、右手首の角度のキープにもつながります。
インパクトからフォローにかけて、左親指をきちんと地面に向けておく
手首が折れると地面を向かない。地面を向いていても手首が伸びるのはNG
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