+1-3ヤード→「ハンドファーストでヒット」
+4-6ヤード→「ハンドファーストでヒット」+「ボールを右に寄せる」
+7-9ヤード→「ハンドファーストでヒット」+「ボールを右に寄せる」+「インサイド・アウトに振る」
10ヤード刻みの距離感に3つの飛ばしテクを加える
歩測や計測器で距離を測って1ヤード単位に半端な距離が出たとき、きっちり1ヤード刻みではないにせよ、3ヤード刻みでは距離を調節するのがプロテク。その方法とは、半端な距離に合わせてちょっとずつ飛ばす「ちょい足し」テクを増やしていきます。
たとえば、下の写真のように33ヤードのときは、30ヤードの打ち方に1?3ヤードがプラスされる「ハンドファーストでヒット」のテクを入れます。これが36ヤードだったら「ハンドファースト」に「ボールを右に寄せる」を追加し、38ヤードだったら、さらに「インサイド・アウトに振る」を追加。飛ばす要素を増やすことが、半端な距離を合わせるコツなのです。
距離を抑える「引くテク」はデメリットが多い
半端な距離は、10ヤード刻みの距離感から足すことはあっても「引く」ことはオススメしません。振り幅を抑える、インパクトを弱める、フェースを開くなどの“引くテク”は、スイングがゆるむ、スピン量が計算できない、トップやシャンクが出る原因になりやすい。“足すテク”のほうがミスは絶対に少ないのです。
トップやシャンクの危険性が(左)。左ヒジを抜くなど力加減を抑えるのもミスの元(右)
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