07.グリップエンドを刺す
「ダガードリル」でスライスは根絶
ダガードリルを熱心にやると、切り返しで手を真下に下げ、クラブを立てながらインへ下ろすダウンがマスターできる
クラブを立ててインから下ろす動きが身につく
ここまでのレッスンでもスライスがまだ直らないという人に、とっておきのドリルとヒントを教えましょう。まずは「ダガードリル」。ダガーとは「刺す」という意味で、トップをつくったらグリップエンドで地面を刺すように振り下ろします。これを何度も繰り返すと、クラブをインサイドへ下ろせる。
また、クラブを立てて下ろすこともできます。練習では両手を離して握るスプリットハンドで振ると、カラダとクラブの同調や、コックとリリースの正しいタイミングも身につきます。
地面をグリップエンドで刺すイメージで振り下ろす。スプリットハンドで振るとさらに効果大!
08.インパクトでの手の位置は
左太モモより内側
上:有村智恵 下:谷原秀人
プロのインパクトでの両手の位置は、左太モモの前。カラダの幅より左に出るプロは絶対にいない !
手が前に出なければフェースは必ず閉じてくる
次なるヒントは手の位置。インパクトでの両手の理想的なポジションは左太モモの前で、ドローヒッターでもフェードヒッターでもプロの両手は100%この位置にあります。
手がカラダの幅よりも左(目標方向)に出て打ったら即アウト! フェースは必ず開いてしまいます。極端にいえば、スライサーならインパクトでの手の位置はカラダの右サイドでもいいくらい。この位置だとハンドレートになってしまいますが、フェースはきちんと返ります。手が前に出る人は、ぜひお試しを!
両手をカラダの真ん中から左サイドの幅のなかに置いて打てば、フェースは開かない
カラダの幅より左に出るとフェースは開いてしまう。手が左に出ないように注意しよう
ヘソに向けたグリップエンドを支点にすればヘッドは自然にターンする
両手を左(目標方向)に出しすぎないヒントをもうひとつ。グリップエンドをヘソに向け、それを支点に振っていく。すると、手がカラダより左に出ないだけでなく、グリップエンドを支点にしてヘッドが返るので、ボールをつかまえるフェースターンが自然にできてくる。
この記事が気に入ったら
SNSでシェアしましょう!