アドレスもインパクトも
ハンドファーストにすれば
つかまえて飛ばせる
(1)手を目標方向に
通常のアドレス時よりも、手を少しだけ目標方向に出して構える。このぶんタメができて、ヘッドが加速する
(2)スタンスを広くする
右足を外に出して、ワイドスタンスに。こうすると体重移動の距離と量が増えるため、飛距離が伸びるという
●通常のアドレス
手(グリップ)の位置は左太モモの内側。スタンスは肩幅より少し広め
クラブが遅れて下りてくるからタメができる!
ややハンドファーストに構えて、ハンドファーストにインパクトする。これがボクの飛ばしテクです。
効果はふたつ。ひとつは手を目標方向に出すと、そのぶんクラブが遅れて下りてくるのでタメができます。もうひとつは、ハンドファーストに構えるとフェースが少し右を向くので、ボールを右に押し出してドローで飛距離をかせぐことができる。
通常よりワイドスタンスにして、体重移動を大きくするのも飛ばしの鉄則ですよ。
右に打ち出してドローで飛ばす
インサイド・アウト軌道のなかでハンドファーストにボールをとらえると、ドローボールで飛距離が出る。ダウン以降でカラダが突っ込まないように、頭をしっかり残すことが大切
矢野東
●やの・あずま――1977年7月6日生まれ、36歳。176cm、75kg。ツアー3勝。腰痛による不振から復調し、優勝まであと一歩。飛距離も大きくアップ。群馬県出身。フリー。
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