太め・ガッシリ系の人は
回る範囲で止めてしまえば真っすぐ打てる
小田孔明
1978年6月7日生まれ、35歳。176cm、85kg。ツアー6勝。福岡県出身。フリー。
▲小田のフィニッシュは手が頭の左にきたら終わり。その後、惰性で手が頭の上までくるがシャフトはカラダに触れない
フィニッシュを早めに終えるイメージをもつ
太い系は力まかせに振りきらず、回る範囲で回転を止めることで真っすぐ打てるようになります。カラダが回りにくいのに、シャフトがカラダに巻きつくまで振りきろうとすると、切り返しでカラダを早く回してしまう。すると、肩の開きや上体が突っ込んで、スイング軌道は上や外から入るカット打ちになってしまいます。フィニッシュを早めに終えるイメージももちましょう。
▲振りきったフィニッシュをとろうとすると、肩が早く開いたり上体が突っ込んでしまう
細見・スレンダー系の人は
回りやすさを使って振りきればクラブが減速しない
イアン・ポールター
1976年1月10日生まれ、38歳。182cm、84kg。ツアー14勝。イングランド出身。
▲脱力してクラブの遠心力に合わせて腕とカラダを動かすので、シャフトが首に巻きつくまで回転していく
カラダの回転が止まらないように脱力して振りきる
細身系は、ヘッドがカラダの右にくるまでしっかり振りきる。カラダの回転を止めずに回り続けることで、ヘッドの減速を防いでください。回転を止めないコツは、クラブの重みを感じて勢いにまかせて振ること。リキむとカラダが止まりやすくなるので、カラダ全体を脱力させるリラックスした状態で振りきってください。
▲クラブの勢いにまかせて大きなフォローをとる。手は上がっていくクラブに合わせて高く上げる
▲手が低いフィニッシュをとると、カラダ全体がかぶって方向性が悪くなってしまう
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