背が高い人は
前傾角をキープできる前かがみの体勢のままタテ回転をイメージ
一番のお手本
松山英樹
1992年2月25日生まれ、22歳。181cm、75kg。ツアー5勝。愛媛県出身。LEXUS所属。
▲170センチ以上の人は深い前傾に合わせてタテに回転すると、前傾角をキープしたまま振り続けられる
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松山英樹のスイングを連続写真でチェック!
太め・ガッシリ系の人はこのプロにも注目!
・バッバ・ワトソン
・ブレンダン・ジョーンズ
・木戸 愛
・全美貞
・ポーラ・クリーマー
背が低い人は
スピードと安定感がアップ!腕を引きつけてヨコ回転をイメージ
一番のお手本
藤本佳則
1989年10月25日生まれ、24歳。165cm、68kg。ツアー2勝。奈良県出身。フリー。
▲169センチ以下は背が低いタイプのスイングで振る。前傾が浅いのでヨコ回転で回る。腕を引きつけて打つと鋭く回転できる
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藤本佳則のスイングを連続写真でチェック!
細身・スレンダー系の人はこのプロにも注目!
・藤田寛之
・上平栄道
・井戸木鴻樹
・宮里 藍
・申ジエ
前傾角の深さに合わせた回転をイメージする
松山プロと藤本プロを比較すると、身長による違いがはっきりわかります。松山プロは背が高いので前傾が深い。その深い前傾角に合わせて回転すると、タテ回転に近いイメージで回っていきます。フォローでも両腕を伸ばし、上方向に力を向けていくのもタテ回転している雰囲気を感じさせます。
背が低い藤本プロは前傾が浅く、突っ立った感じになるので回転のイメージはヨコ。トップまでに松山プロが右ヒザの角度を変えないのに対して、右ヒザを伸ばして回転量を増やすのは飛ばすための工夫です。インパクトからフォローにかけて腕を伸ばさず引きつけるのは、フィギュアスケートのスピンと同じ。腕を引きつけると回転が速まる。これも体格差をおぎなう工夫のひとつです。
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