アマチュアのスコアメイクにとって120~130ヤードは最重要ポイント。石井忍がコースに出て、その重要性をレクチャーします!
ピンを狙えるアマ最大の見せ場
チャンス&トライゾーン!
バーディチャンスやパーセーブはショートアイアンがつくり出す!
120~130ヤードを打つショートアイアンは、アマチュアにとって打ちやすいクラブです。練習場でもうまく打てて思いどおりの結果が出せるので、コースでもベタピンを狙って成功することが多々あります。そんな見せ場がつくれるクラブですから、消極策をとるなんてもったいない!
1ラウンド中に120~130ヤードを打つ機会は、数多く訪れます。成功率が高い番手だけに、ここで果敢にトライすることがバーディやミスをカバーしてパーセーブをするポイントになるのです。この距離は消極策ではなく、ピンを狙う積極策で、スコアのカベを破りましょう!
好機での消極策はスコアを落とす !?
▲ピンがバンカー越えにある残り125ヤードの2打目。バンカーを避けて、グリーンセンターを狙った。狙いどおりに打てたが、ピンまでは6メートルが残り3パット。安全なマネジメントのはずがボギーになったのは、チャンスで消極策をとったせいだ
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▲ほぼ狙いどおり打てるのでピンを狙うように勧める石井。ピンの2メートル手前にオンしてバーディを決めた!
こんなにある!120~130ヤードを打つシチュエーション
●パー4の2打目
●短いパー4でティショットを失敗したあとの2打目
●短いパー3
●パー5の2打目を刻んだあとの3打目
●パー5の2打目でFWをミスしたあとの3打目
感覚やより高い精度が求められる
リカバリーゾーン
▲110ヤード以内は、感覚や精度を重要視して距離感を合わせるゾーン。グリーンに近づくほどやさしいとはかぎらない。逆にハザードがあったり起伏がきつくなったりするので、120~130ヤードより難易度が上がるケースが多く、リカバリーする力が必要になる。
安全を考慮しながら攻める
セーフティーゾーン
▲長いクラブはむずかしいので、140ヤード以上は安全を考慮して攻めたいセーフティゾーン。ミスを想定したり、無理にピンを狙わずマネジメントを駆使することがスコアメイクにつながる。
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