いつも真っすぐ飛んでしかも飛距離が出る!そんな理想のドライバーショットのコツは、ドライバーの達人に聞こう!そう思って女子ツアーで調査したところ出てきた選手が一ノ瀬優希。彼女が教えるドライバーの打ち方は、シンプルながらも効果絶大です!
一ノ瀬優希 いちのせ・ゆうき
1988年10月5日生まれ。ツアープロへの事前調査「ドライバーがうまい選手は?」で堂々の1位。ちなみに2位以下は申ジエ、アン・ソンジュなど韓国勢が続いた。ツアー通算3勝。熊本県出身。フリー。
「一之瀬優希はなぜうまい?」の理由をよく知る
5人の証言
頼れる理論派先輩プロ
福田裕子
優希の曲げないポイントはテンポのよさ。遅いとか早いではなくいつも同じテンポなので、タイミングの取り方がすごくうまい。とくに始動のテンポが大事で、アマチュアは早かったり遅かったりとバラバラ。クラブをていねいに上げようとして遅くなる人が多くいますが、テンポをつねに一定にしないとボールは散りやすくなるのです。
同い年の仲良し同期
若林舞衣子
たまに練習場で左足の横にキャディバッグを置いて打っている優希を見かけますが、キャディバッグを倒さずにスイングできるんです。それって、スイング中に軸が傾いたり流れたりしてない証拠。その場でクルッと回るスイングができる子なんです。
ふたつ上の仲良し同期
中村香織
ボールをラインに乗せるには、ボールを目標に向かって押していく長いインパクトゾーンが必要です。優希のドライバーは、そのゾーンがすごく長い! わたしと比べたら2倍は長いですね。
ジュニア時代からの友人
井上 希
優希のスイングは、クラブとカラダの一体感がハンパじゃないです。ワンピースなスイングは、力を入れようとすると腕や上体だけが先行して一体感が崩れやすくなるのですが、優希はワンピースでも力強さがある。だから目標に向かって正確に力を出していけるんだと思います。
師匠でシニアプロのお父さん
一ノ瀬 喜一郎
娘を中学から指導していますが、ずっと飛距離が出ない短いクラブを持たせ、ボールをフェースに乗せて打つことだけを徹底させました。そのスイングができると、長いクラブも同じように振れば自然に打てる。インパクトを強くするなど飛ばす練習をさせたことはありませんね。
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