レッスン

青木功、アプローチの真実

アプローチの距離感は「距離勘」

2015/8/20 21:00

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距離感は「距離勘」

花道なら1クラブオーバーで入れにいく

 アプローチの距離感は、アマチュアにとって大きな問題だ。青木の天才的なタッチは、どうやって培われたのだろうか。

「アプローチの距離を、振り幅なんかでコントロールするのは無理。そんな機械的なモノじゃなく、インパクトの瞬間の手先の感覚でつくるしかないんだ。経験からくる勘みたいなものだよ。俺の場合は、左手の指先の感覚だね」

「タッチ」というだけあって、手先の感覚が大事ということか。

「狙いの基本は1クラブオーバー。カップに届かなきゃ入らないからね。それにオーバーしておけば、返しのパットのラインがわかる。そうやって先のことまで考えることも大事だよ」



「タッチは左手の指の感覚で調節する」

▲青木の繊細なタッチは左手の人差し指の感覚でつくられる。自分の感覚と結果を結びつけ、蓄積して経験を積むしかない



「オーバーしておけば返しのパットのラインがわかる」

▲1クラブオーバーで狙えば、読み間違って弱くても届くし、オーバーしても返しのパットは一度通ったラインなので読み違えることはない


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