レッスン担当
(左)柳橋章徳 やぎはし・あきのり
1985年生まれ。小学校5年生からゴルフを始め、大学時代も中央学院大ゴルフ部で活躍。卒業後はツアーサービスとしてトーナメント会場で多くのプロと接する。
(右)長谷川泰之 はせがわ・やすゆき
1978年生まれ。19歳でゴルフを始め、大学卒業後、一度は一般企業に就職するが脱サラしてプロを目指す。10年にPGAのティーチング資格を取り、アマチュアを指導する。
アイアンでスライス&プッシュが出る原因
フェースターンができないから、球がつかまらない
意識的にフェースをターンさせて球をつかまえたい
アイアンでプッシュスライスを多発する山本さん。スイングを見てみると、
フェースターンが足りずに球をつかまえられていないことがわかる。
「球を曲げたくないという意識からか、腕に力が入ってフェースを返せず、スライスがひどくなっています。山本さんは、腕のローテーションを身につける必要がありますね」(長谷川)
上の阪本さんは、一見きれいなスイングだが、左手首が甲側に折れて
インパクトでフェースが開いてしまっている。
「カラダがスムーズに回らないのも原因なので、踏み込む方向を少しカカト側にする意識をもつといいでしょう」(柳橋)
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スライス&プッシュアウト解決練習法(1)
左のカベを安定させてスエーを直そう!
◎少しフェースを開きながら上げる
▲バックスイングでフェースがシャットすぎるのでうまく開閉できない。少し開きながら上げる感覚がほしい
◎スプリットハンドで素振りをする
▲両手を離したスプリットハンドで素振りをすると、自然と腕のローテーションが身につき、フェースが返せる
スライス&プッシュアウト解決練習法(2)
手首を正しく使って球をつかまえよう!
◎左手甲を伸ばしてインパクトする
▲インパクトで左手首が甲側に折れているとフェースが開いてスライスする。左手甲を伸ばして球をとらえたい
◎切り返しは左足のカカト方向に踏み込む
▲カラダをスムーズに回転させるため、切り返しでは左足のツマ先ではなくカカト方向に踏み込む意識をもとう
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