レッスン

青木功、パッティングの真実

ゴルフは結局、パッティング

2015/9/22 21:00

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前回のアプローチ編に続き、ゴルフ界のレジェンド・青木功にパッティングについて話を聞いた。
構成=鈴木康介/写真=前田俊二、相田克己/協力=茂原カントリー倶楽部

自分の力だけで打つクラブは、14本のなかでパターだけ」





パットがよければアプローチもショットもよくなる



「スコアメークは、やっぱりパッティングがいちばん重要。パットに自信があれば、ショットもアプローチも無理をしなくていいから、ゴルフ全体にいいサイクルができる。勝てる日っていうのはパットがいい日だし、強い選手ほどそのことをよく知っているんだよな」

 また、手首を積極的に使う独特のパッティングスタイルが特徴の青木だが、その打ち方には合理的な理由があるという。

「パターってのはボールに近く立ってクラブの遠心力を使わずに、自分の力だけで打つ唯一のクラブなんだ。だから下半身は固定して『手打ち』でいい。俺のパッティングは『タップ式』って言われるけど、これがクラブを自分で操作しやすいんだよ」


ボールに近く立つから遠心力が使えない

▲短くアップライトなクラブを持って、ボールの近くに立つパッティングは、遠心力を使わずに「自分の力」だけで打つ。手の動きがタッチや方向を大きく左右する

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