レッスン

どんなコース・状況でも100を叩かないゴルフ!

100叩く・叩かないの違いはココだ!
朝イチのプレースタイルの違い

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100打ちデータ(1)

スタートホールで叩く





「ほぼ100を切る人」と「100が切れない、100を頻繁に叩く人」のデータ比較。まずは、各ホールのオーバー数を比べてみた。どちらも、スタートホールと最終ホールでオーバー数が増えるが、100打ちはほかのホールとの差が激しい。とくに1番ホールはオーバー数が2.01打と、ダボ以上に。1番と10番ホールは、朝イチや昼休憩直後だから仕方がないのだろうか?



■100打ち=平均スコア 95〜120。よく100を叩いてしまうゴルファー
■100切り=平均スコア 80〜90。ほぼ100を叩かないゴルファー


朝イチのプレースタイルの違い


100打ちゴルファーは最初から実力を出し切る


100切りゴルファーはスイングも結果も「50点」でスタート





「まあまあ」のラインを下げてプレーしよう



 上のデータ(1)のとおり、朝イチのホールは100打ちゴルファーだけでなく100未満ゴルファーでも打数が増える「叩いてもしょうがない」ホール。最初は、緊張したりリキんだりしがちですが、100打ちゴルファーはとくにそうなってしまいますからね。

 前のページで「50点以下を防ぎ、60点以上のショットを打ち続ける」といいましたが、朝イチだけは「50点」でOK。スイングの力感もテンポの早さも普段の5割程度で振り、飛ばなくても曲がっても50点をつけられる結果なら十分だと思ってください。

 朝イチはウォーミングアップ。いきなり実力を出し切ろうとすると、悪い方向に進んでしまうので、ミスするのは当たり前、ダボならOK、トリでもまあまあ、と割り切る。調子を上げるアクセルは徐々に踏んでいけばいいので、叩いても焦ることも慌てて取り返す必要もありません。

 たとえ大きなミスが出たとしても、次打や次のホールではミスを完全に直すくらいの大きな変化をつけてはいけません。下で紹介するちょっとした変化や工夫での「微調整」を行ったほうが、連続ミスや別のミスを確実に防げます。


ミスしたら"ちょっと"変える微調整ポイント



(1)同じ場所から打たない



ミスしたあとの打ち直しや次のホールのティショットは、同じような位置からミスが出ないように注意して打つよりも、ティアップする位置を変えてください。100打ちのレベルはスイングを大きく変えてミスを直そうとすると、また違ったミスが出がち。ティアップの位置を変えて、見える景色など感覚的なものを変えたほうが連続ミスが出にくくなります。







▲スライサーがコースを広く使うために右サイドにティアップするのは正解だが、それでもミスしたら左サイドにティアップ。左から迫る景色がいい方向に作用することもある。






(2)ティアップを低くする





ダフリ、トップが出にくいようにティを高くする人が多いようですが、それは逆効果。ティアップは高くするほどミートは難しくなるので、芯に当たらない人はティアップの高さを下げて低めにセットしてください。ドライバーは…

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