アプローチでクリーンヒットするための練習法

セルロイド板の上のボールでもきちんととらえられるスイングなら、コースの芝でも正確なアプローチが打てる。フェースの芯に当てるためのポイントを頭にインプットしておこう。

アプローチが上手くなるためのこれだけの条件！

ボールの真上を見たままスイングすれば軸が絶対にブレない

　ボールの手前をダフってしまうのは、インパクトで目線がずれるためにスイング軸のブレを引き起こしているのが一番の原因です。アドレスではボールの真上を見ていても、「上げたい」気持ちが生じるとスイング中にボールの右側に目線が移動して、すくい打ちになります。

　ボールの真上を見て構えたら、バックスイングもダウンスイングもその目線を絶対に変えないことです。

　以下のポイントも遵守すれば、インパクトの精度がさらにアップし、アプローチが劇的に上達します。

◎グリップの力加減と両ヒジのゆとり感覚をスイング中もキープし、胸を左右に回す気持ちでクラブを振る
◎ボールをスタンスの中央に置き、フェース面をスクエアにセット
◎インパクトは左手首を手のひら側に折るイメージを持つ

　アドレスよりもフェースを立てて打つことでボールをクリーンにとらえられ、「コーン！」という小気味よい音を出せるようになります。

目線がずれるとミスヒットになる

上手くなるポイント1

グリッププレッシャーと両ヒジの角度を均等に保つ

スイングに力みは禁物。両ワキを軽く締めて、両ヒジにゆとりが感じられるように構えよう。グリップの力加減は両手にクラブの重さが感じられるくらいの「強すぎず緩すぎず」が理想。そしてグリップの力加減と両ヒジのゆとり感覚をキープし、胸を左右に回すつもりでスイングしよう

上手くなるポイント2

スコアラインを飛球線に対して…