飛距離はやっぱりゴルファーのロマン。誰もが知りたい飛ばしの秘訣をドラコンでも活躍する飛ばし屋、小達敏昭にみっちり教わった。さあ明日から飛ばし屋に変身だ!
写真=小林司、前田俊二(バッバ・ワトソン)/協力=小達敏昭銀座ゴルフクリニック
解説=小達敏昭 おだて・としあき
1968年生まれ。日大ゴルフ部で活躍し、91年プロ入り。抜群の飛距離を武器にツアー2勝を挙げる。04年には東京・銀座に「小達敏昭銀座ゴルフクリニック」をオープン。いまだ衰えない飛距離で、ドラコン競技を中心に活躍する飛ばし屋。
小達流 飛ばしの3要件
(1)ヘッドスピード
「クラブヘッドをどれだけ速く振れるか」という飛ばしの絶対条件であり、ボール初速を決定する重要な要因
(2)ミート率
どれだけ芯でボールをとらえられたかを表し、ミート率が高いほどボール初速が上がり、球も曲がらない
(3)打ち出し角
ボールをある程度高く打ち出すことが飛ばしの条件だが、ヘッドスピードに合った適正な打ち出し角が大事
飛ばしのパワーは"押す"チカラが生むんです!
速く振るだけではミート率が下がって飛距離は伸びない
飛ばしはプロにとってもアマにとっても永遠のテーマ。でも、思いっ切り振っても思ったよりヘッドスピードが上がらないし、なにより芯に当たらない。どうすれば飛距離アップできるんだろう。
「ただただ速く振ろうとするだけではダメですよ。効率よく飛ばすには、ヘッドスピードアップに加えミート率を上げることと、打ち出し角を整えることもあわせて考えなければなりません」
そう話すのは、いまもドラコン競技で活躍する小達敏昭。
「なかでもヘッドスピードは一番重要ですが、飛ばずに悩んでいる人の多くは、チカラの出し方をカン違いしているように思います。飛ばない人は、ダウンスイングでリキんでクラブを引き下ろそうとしますが、それよりもフォローでクラブを押していくようなイメージでチカラを出すほうが、ヘッドスピードは上がりますよ」
<ヘッドスピードアップのポイント>
左手はフェンシングみたいに"突く"

▲インパクト後、左腕を外旋しながら親指を目標方向に押し込むように出していく。フェンシングの突きのようなイメージだ
左腕をブランコのように真っすぐ動かしながら…
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