ショートパットとロングパットでは構え方を変えてOK
短い距離はヒジを曲げる。長い距離は伸ばす
ショートパットとロングパット、どちらが苦手ですか? 両方とも得意にするには、同じアドレスとストロークで打つ必要はない、という意識をもってください。
ショートパットで大事なのは、フェース面を変えないことです。そのためには手首を使ってはダメ。両ヒジを曲げて(前傾が深くなります)、そのまま両肩、両ヒジ、手でできる五角形を崩さずストロークしましょう。あとはカップインするまで頭を上げてはいけません。
そしてロングパットは、距離感がもっとも大事です。カップまでの距離感をつかむには、ヒジを少し伸ばして(前傾が浅くなります)上からボールを見るといいでしょう。インパクトのあとは頭を残しすぎず、ヘッドアップするくらいのほうが距離感は合います。
ショートパット
手首を使わないように両肩、両ヒジ、手でできる五角形を崩さずに打つ。前傾は深くなる
短い距離はヘッドアップ厳禁:ショートパットはカップにボールが入るまで頭を上げない。左耳で「コロン」という音を聞くようにする
ロングパット
ヒジをほぼ伸ばすから前傾は浅くなる。高い位置からラインが見え距離感が合いやすくなる
素振りだけクロスハンドで:グリップは好きなように握ってOK。手首を使うクセのある人は、素振りだけクロスハンドにするといい
林初根(はやし・はつね)――愛知県豊橋市出身。167cm。18歳でゴルフをはじめる。2001年プロ入会。おもに千葉県の久能カントリー倶楽部と東京・目黒のナスビスでレッスン活動をしている。「趣味はパワースポット巡りです。ハワイ・オアフ島はほとんどすべてのスポットをまわりました。国内で最近行ったのは伊勢神宮ですね。いい『気』をもらうと、ゴルフにもきっと役立つはずです!」
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