「パーを獲りたいが大たたきもある」のが、ピンまで残り200ヤードという状況。今回は、藤本麻子、酒井美紀の女子プロ2名に、その攻略法を聞いた。
構成=小山俊正/写真=前田俊二/取材トーナメント=スタジオアリス女子オープン
藤本麻子 ふじもと・あさこ
1990年5月28日生まれ、24歳。164cm。今季はすでにベスト5入り3回と好調。4年ぶりのツアー2勝目も近い。岡山県出身。富士通所属。
酒井美紀 さかい・みき
1991年5月24日生まれ、23歳。165cm。昨季、涙のツアー初優勝。2勝目もあげて賞金ランク6位に躍進。福島県出身。国際スポーツ振興協会所属。
アマチュアに足りないリスクマネジメントを女子プロから学ぼう
ピンまでの距離が残り200ヤード前後の場合、女子プロは5W(クリーク)などのFW(フェアウェイウッド)を使うことが多い。これは一般アマチュア男性のクラブ選択とほぼ同じだ。
彼女たちのスコアメーク術を取材すると、危険回避の「リスクマネジメント」と巧みな「クラブ操作」があり、それらのテクニックはアマチュアにとても役立つことがわかった。
<攻め方>
"安全"なエリアと"危険"なエリアを見極めよう
危険回避のコースマネジメントとはどのようなものか。藤本麻子が解説。
「まず、下で紹介する3つのチェックポイントで状況判断を行い、ベストルートをイメージします。そして、距離が長くなりミスヒットの確率が高くなるぶん、グリーンまわりをよく観察して、安全なエリアと危険なエリアを見極めます。安全とは、ショットがブレてもOBや池に届かず、次打で"寄せやすい"ところ。危険とはOBはもちろん、深いバンカーやグリーン奥など、次打で"寄せにくい"ところです。残り200ヤードは…
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