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苦手克服集中レッスン 左がキケンなショット

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「左へは打ちたくない」と強く思うときほど、危険ゾーンへと打球は吸い寄せられていく。どうして?その理由がわかれば克服は早い!
構成=長沢潤/協力=ジェイゴルフ霞ヶ浦


土居達郎 どい・たつろう
スポーツコミュニティー市川浦安(sc-iu.com/)での指導のほか、ショートゲームレッスンYOSE1(ヨセワン)を各地のコースにて行なっている。1976年生まれ。



37歳。178cm、72kg。ゴルフ歴10年。300ヤードのワンオン歴もあるが、フックが出だすとスコアが崩れるのが悩み。

苦手
飛ばしたいとき曲げたくないときヒッカケが出る!

 左はキケンだとわかっているのに、左に打ってしまうことがよくあります。ドライバーで飛ばそうとしたときなどはリキみが原因なのでしょうが、ショートアイアンやウエッジで狙いどおり真っすぐ打とうとしたときのヒッカケはなにが原因なのか。「リキまないように」と意識してもうまくいかないし、もう左が危険なときはお手上げです。

渕脇さんのスイング














▲球を上げようとしてこれよりも上体が右に傾くと、カラダの回転が止まって手が返りやすくなる




渕脇さんの苦手な理由
飛ばす!真っすぐ!の欲が、構えとカラダの動きを乱す

 ドライバーの飛距離がほしいとき、高く打ち出そうとして右足に体重が残るとカラダの回転がスムーズにいかなくなります。アイアンでも、狙ったラインに打ち出そうとしてカラダの回転が止まるケースもあります。

 カラダの回転が途中で止まってもクラブの動きには勢いがついているため、止まるどころか急激なフェースターンを引き起こし、フェースが閉じて球に当たって左に飛んでしまうのです。

 カラダの動きが途中で止まらないよう、構え方、動き方のイメージを確認して臨むことが大切です。(土居)



▲高く打ち出そうとしてアドレスで右に傾くことも多い。回転がスムーズにできず、手が返ってヒッカケを招く

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