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16年ドライバー ココが変わった!

最新ドライバー10モデル、リアルアドレス図鑑

2015/12/25 21:30

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リアルアドレス図鑑で"理想の顔"を選ぼう!



"顔"の見極めでスライスは直る!



 時代が変わっても、クラブを「顔」で選ぶ人は多いはず。そこには人それぞれの感性があって、好き・嫌いという好みの問題もあるが、じつは顔は弾道への影響も大きいと富井。

「ボクは試打する前に、顔をじっくり見ます。それは顔からどんな弾道になるかが予想できるからです。例えばトゥ側が大きく膨らんだ顔は、つかまりやすいのでスライサー向き。逆にフェースが開いて見える顔は、叩けるのでヒッカケてしまう人にオススメです」

 また、最近はクラウン上にカラーリングやワンポイントのデザインを入れたドライバーも増えたが、そこにもスイングに好影響を与える補助効果があるという。

「グローレGの後方部には金色のラインが入っていますが、それを目印にテークバックするとスムーズに動き出せます。またJGRのイエローラインも、スイング軌道のイメージをしやすくする効果がありますね」

 顔の判断は好き・嫌いだけでなく、特徴によって変わる弾道の特性まで見極めることが重要だ。



プロに聞いた"顔選び"の3大ポイント!



◎スライサーは、シャローヘッドの深重心を


構えたときにヘッドが大きく見えるシャローヘッドは、重心が深いためつかまりがいい。スライサーには最適な顔だ。

◎ヒッカケ派はフェースが開いた顔を


叩きたいパワーヒッターの人はフェースが開いて見える"逃げ顔"ならヒッカケの不安がなく、思い切り叩ける。

◎デザインもテークバッグの目印に


クラウンにラインが入っているモノも多い。そのラインを意識してテークバックすると、スイング軌道が安定する。



ダンロップ
ゼクシオ9



●ヘッド体積/460cc
●ロフト/8.5度、9.5度、10.5度、11.5度、12.5度
●シャフト/ゼクシオMP900カーボン(R2、R、SR、S)
●価格/8万8000円+税


初心者でも安心の"つかまり顔"
構えた瞬間に「やさしさ」「つかまりやすさ」を感じるゼクシオの丸顔。実際に打っても、つかまったハイドローが楽に打ちやすい。


ダンロップ
ブラックは叩けるイメージ



●ヘッド体積/460cc
●ロフト角/9.5度、10.5度
●シャフト/Miyazaki Melas(メラン)(R、SR、S)
●価格8万8000円+税


初心者でも安心の"つかまり顔"
通常の「ゼクシオ9」のヘッドカラーをブラックにしただけでなく、トゥ側の丸みをやや抑えめにしている。叩けるイメージが出せる顔だ。


テーラーメイド
グローレG



●ヘッド体積/460cc
●ロフト角/10.5度、11.5度
●シャフト/GL5000(R、SR、S
価格8万8000円+税


日本人好みの丸顔&白ヘッド
クセのない白ヘッドのグローレGは、クラウンのデザインに注目。ヘッド後方に金色のラインが入っていることで、テークバックの軌道がイメージしやすい。


テーラーメイド
M1 460



●ヘッド体積/460cc
●ロフト角/9.5度、10.5度、12度
●シャフト/TM1-116(R、SR、S)※他にカスタムあり
●価格7万2000円+税〜


斬新な白黒ヘッドはアスリート好み
グローレGと比べると、ひと回りコンパクトに見えて構えやすいM1。フェース面がわずかに右に開いているので、アスリートが叩ける顔だ。


キャロウェイ
グレートビッグバーサ



●ヘッド体積/460cc
●ロフト角/9度、10.5度
●シャフト/ビッグバーサ(R、SR、S)※他にカスタムあり
●価格7万2000円+税〜


直進性が高い均整のとれた顔
伝統的な丸顔で、バランスの良い顔。とにかく直進性が高くて、ミスヒットに強い。どこに当たっても真っすぐ飛びやすいドライバーだ。


ヤマハ
RMX116



●ヘッド体積/445cc
●ロフト角/9.5度(±1度)、10.5度(±1度)
●シャフト/フブキ Ai50(R、SR、S)※他にカスタムあり
●価格7万5000円+税〜


強い打球が打てるパーシモン顔
今回の10本の中で最も小さい445ccは、ベテラン好みの小顔。「強い打球が打てて、ドロー、フェードを打ち分けやすいのが特徴です」(富井)


ヤマハ
RMX216



●ヘッド体積/460cc
●ロフト角/9.5度(±1度)、10.5度(±1度)
●シャフト/フブキ Ai50(R、SR、S)※他にカスタムあり
●価格7万5000円+税〜


安心感がある大型シャローヘッド
同時発売の「116」と比べるとシャローバックになっているので、投影面積が広く安心感のある顔。打ち出しが高くて、高弾道で飛ばせる1本だ。


プロギア
スーパーエッグ(金)



●ヘッド体積/460cc
●ロフト角/10.5度、11.5度
●シャフト/スーパーエッグオリジナルカーボン(M35-R2、M37-R、M40-SR)
●価格10万円+税


スライサーも安心する、つかまり顔
後方側が大きく見えることと後方の頂点がヒール側にあるので、スライサーが構えやすい顔。高反発による高初速とつかまりのよさが魅力。


プロギア
ニューエッグ(赤)



●ヘッド体積/460cc
●ロフト角/10度、11度
●シャフト/ニューエッグオリジナルカーボン(M35-R2、M37-R、M40-SR、M43-S)
●価格8万円+税


超大型フェースでミスヒットに強い
構えるとフェースが大きく見えるため、ミスヒットに強そうな印象。実際に上下左右のミスに強く、直進性が高い。


ブリヂストン
JGR



●ヘッド体積/460cc
●ロフト角/9.5度、10.5度、12度
●シャフト/ツアーAD J16-11W(R、SR、S)※他にカスタムあり
●価格5万8000円+税〜


幅広い層に愛される伝統の顔
フェース面にわずかに丸みがあるため、ベテランゴルファーにも好まれる顔。打球は見た目以上につかまりがよくて、強い弾道で飛ばせる。


試打しての結論!


▲2016年モデルのドライバーを試打して「最近のドライバーは、とにかく曲がらない」と語る富井。飛距離ももちろんだが、方向性のよい直進性こそが、最新ドライバーの魅力だ

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