ケガなどカラダの故障で、しばらくゴルフをお休みしていた人は、4月からツアーに復帰した佐伯三貴の“再開したて”の練習法がオススメだ。約半年間のブランクから再開した当初は「クラブを振るのも、ボールを打つのもとても怖かった」という彼女が恐怖心を拭い去り、以前の感覚やスイングを素早く取り戻したメニューは必読!いきなり休養前よりいいスコアが出せるかも!?
写真=小林 司/協力=カポレイゴルフクラブ
佐伯三貴 さいき・みき
1984年9月22日生まれ。163cm。昨季は右手関節炎で長期欠場。今季4月に「トーナメント特別保障制度」の適用で、1年ぶりにツアーへ復帰。8勝目を目指す。広島県出身。日立アプライアンス所属。
◎2015年4月
右手首痛でフジサンケイクラシックを最後に長期休養
◎2015年7月
右手首手術
◎2015年12月下旬
6カ月ぶりにゴルフを再開
◎2016年4月
フジサンケイクラシックから1年ぶりにツアー復帰!
ステップ①
SWやAWはNG!PWを短く持ってハーフスイング
小さな振り幅でカラダを慣らし握り方でクラブをコントロール
6カ月ぶりの練習は、最初は恐る恐るだったので、小さい振り幅からはじめました。短いクラブでハーフショットをしましたが、番手はPWを選択。短いクラブでもAWやSWは打ち込もうとしてしまうので、鋭角な軌道にならないPWで低いインパクトゾーンを作り、ボールをきちんミートするように心がけました。
久しぶりだったのでグリップも確認しましたね。注意点は右手を上から握らないこと。上から抑えつけると、強く握れるのでクラブをコントロールできるように感じますが、それは逆です。右手は下から軽く沿えて、グリップがバックスイングでは右親指、フォローでは左親指に乗るようにする。親指に乗っているということは、軌道やフェースの向きが正しくなっているかのチェックになります。
カラダが慣れてきたら…
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