ボールを曲げる理屈はわかっても「普段どおり」に振るのは難しい。確実に曲げるコツを崔貴憲コーチに教わった。
写真=田中宏幸/協力=サザンヤードカントリークラブ
レッスン=崔貴憲 さい・たかのり
1983年生まれ。ゴルフを始めたのは21歳からだが、23歳で豪州にゴルフ留学し、プロを志す。現在はK'sアイランドゴルフアカデミー(東京都・代官山)に所属し、アマチュアを指導中。東京都出身。
違和感に負けずにスイングできるポイントを見つけよう
ボールを曲げて打つための基本は、ほぼアドレスだけなのですが、実際はアドレスを変えて「普段どおり」のスタンスなりにスイングするのは結構難しいものです。
とくに、自分の持ち球と逆方向にボールを曲げようとすると、違和感から余計な動きが出て大きなミスになりやすい。ドローヒッターは、もともとインサイド・アウトぎみのスイングですし、フェードヒッターはフェースを返さずに打つ傾向がありますからね。
ここでは、とくに自分の持ち球と逆方向に曲げるときに意識するポイントをあげました。うまく曲がらない人は、試しながら自分に合うポイントを見つけてください。
確実に曲がるフックの打ち方
フックのポイント①
超シャットフェースでテークバックする
フックを打つとき、クローズに立ってフェースを目標に向けるとカラダの向きに対してフェースがかぶって見える。これを嫌がりテークバックでフェースを開いてしまうと、しっかりフックさせられなくなる。テークバックでは極端なシャットフェースを意識し、上体の前傾角度よりもクラブのリーディングエッジが前に倒れた状態で振り上げよう。
トップでもフェースが空を向くくらいのシャットフェースを意識しよう
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
フックのポイント②
インサイドからボールをとらえる
ダウンスイングはスタンスなりでOKだが、カットになりやすいフェードヒッターはインサイドからとらえる意識を強めにもとう。アウトサイドから入ると…
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