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ビトウィンクラブ対策 基本テク
"指3本分"短く握ればマイナス5ヤード

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トッププロのテクニックを研究、解剖してそのワザを身につけるという短期集中講座。第2回は番手間の中間的な距離=ビトウィンクラブの対策を伝授。スコアアップには不可欠なテクニックだ!
構成=小山俊正/写真=前田俊二、相田克己



アイアンの実戦テクニックをマスター!
タテの距離を合わせてベタピンにつける「ビトウィンクラブ」

実戦では中途半端な距離が残ることが大半

 たとえば、8番アイアンの飛距離が140ヤード、7番が150ヤードの場合、番手間には10ヤードの差がある。実戦でピンまで145ヤードという中途半端な距離のときは、どうやって攻略するのか。小田孔明、宮本勝昌、深堀圭一郎の3人にその方法を聞くと、共通した基本に加えて、各自の応用テクニックがあることがわかった。


【ビトウィンクラブ基本テク】
トッププロでも基本は同じ。"指3本分"短く握ればマイナス5ヤード!

軽く打とうとするとスイングがゆるんで大きなミスになる

 中途半端な距離が残ったときは、ピンに対して大きめの番手を選択して飛距離を落とすのが基本的な戦術。そのための必須条件が「クラブを短く握る」ことであり、その目安は指3本分。指1〜2本分では飛距離があまり変わらないからだと3人のプロはいう。

 ここで注意すべきポイントは、クラブを短く持つ=軽く打つ、とカン違いしないことだ。

「軽く打とうとすると、スイングがゆるんで飛距離が落ちすぎてしまうんです。クラブを短く握ったら、そのぶんボールに近づいて、小さく構えることが大切。あとはいつもどおりに振るのが基本テクです」(宮本)


◎ポイント1
飛ばないように小さく構える

▲指3本分クラブを短く握ればスイングアークが小さくなり通常より飛距離が落ちる。力感を変えずに振ることが重要だと宮本はいう





▲ベルトのバックルが目標を向くように、カラダをしっかり回す。軽く打とうとすると、回転が鈍くなりがちなので注意



▲スタンスを狭くしてボールに近づく。小さく構えてしっかり振ればゆるまない



宮本勝昌 みやもと・かつまさ
1972年8月28日生まれ。174㎝、76㎏。ツアー10勝。昨季は2勝をあげる活躍で、賞金ランク5位。静岡県出身。ハートンホテル所属。


◎ポイント2
カラダの中心に力を入れる

指3本分クラブを短く握ったら、ボクは「カラダの中心に力を入れて」振ります。こうすると…

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