お世辞抜きにホントに初優勝すると思う3人
香妻琴乃・葭葉ルミ・藤田光里

いよいよ開幕した日本女子ツアー。今年は試合数も35に増え、注目度もさらにアップしそうです。そこで女子ツアー取材歴10年のWaggle編集担当が、みなさんにぜひ注目してほしい選手をマジに選びました。
写真＝前田俊二、中野義昌


香妻琴乃 こうづま・ことの

1992年4月17日生まれ。157cm、51kg。昨年、彗星のごとく現れた美人プロ。めだかクラブで腕を磨いた。鹿児島県出身。サマンサタバサ所属。

昨年、プレーオフでの惜敗が2試合。これで完全に勝ち方を学んだ「こっちゃん」こと香妻琴乃。昨年の躍進は決してフロックではありません。1勝さえすれば年間で複数回優勝するという、強い選手のパターンを踏襲できる素質だと思います。飛ぶし、平均パット数も1位。唯一の不安材料は、1年間戦った経験がないことによる疲れだけですね。

香妻琴乃のスイング












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葭葉ルミ よしば・るみ

1993年3月12日生まれ。160cm、56kg。昨年は賞金ランク40位へ急上昇。ツアー3年目の初優勝が期待される。東京都出身。富士住建所属。

超天才肌！ほぼ才能だけでこの地位(賞金ランク40位で初シード)まで登りつめた逸材です。これから知識と経験が加わってくると、それが全部プラスになって大きく成長しそう。女子プロの世界は、まわりからの言葉に惑わされてそれがマイナスにはたらくケースがあるんですけど、ルミちゃんは性格がサバサバしてるから大丈夫。いい意味でプロ向きのノーカンです。

葭葉ルミのスイング












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藤田光里 ふじた・ひかり

1994年9月26日生まれ。165cm、56kg。昨年はニチレイレディース3位Tなど優勝争いを経験。北海道出身。LEOPALACE RESORT GUAM所属。

いまの女子ツアーのシード上位選手に共通するのは、飛距離が出ること。250ヤード以上飛ばないとコンスタントに成績が出づらいほど、レベルが上がっています。この点、藤田光里はまったく問題なし。勝負根性もあるし、いい意味で無欲。ガッついてないところもプラス材料です。昨季一年を戦った経験もプラスにはたらくはず。

藤田光里のスイング












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