レッスン

苦手克服集中レッスン 中途半端な距離

残りの距離より大きめの番手で打つ時

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7Iと8Iの中間の距離。こんなときどうします?大きめの番手で打っても小さめの番手で打ってもミス!って経験ありませんか?
構成=長沢潤/写真=内田眞樹/協力=日神グループ 平川CC



レッスン=横山健司 よこやま・けんじ
24歳でゴルフをはじめA級ティーチングプロ資格取得。ゴルフパートナー・ゴルフスクールの監督で、ヨコヤマ・ゴルフスクール(042-737-3617)にてレッスンを行う。



27歳、ゴルフ歴2年、175cm、78kg。番手間の距離が残ると迷いがちで、スイングも悪くなり、結果、ミスショットが増えてしまう。

手塚さんのスイング














▲大きめのクラブを持って狙ったケース。ダウンスイングの途中でゆるみ、ミスショット!




苦手なシチュエーション

残りの距離より大きめの番手で打つ時





苦手な理由はコレ!

切り返しで手の力がゆるみクラブが寝てダフリ、スライス



▲距離を落とすために切り返しで力を弱めると、クラブが寝てインパクトがズレてしまう



スイング全体でなく切り返しだけで力を加減してしまう



 飛距離を5ヤード落とす方法はいくつかあります。クラブを短く持つ、スイングを小さくする、スイングのスピードや力加減を落とす、などです。

 しかし、そうした方法を練習もせずにいきなりコースで試しても、なかなかうまくいかないものです。とくに、スイングのスピードや力加減を落とそうとした場合、多くの人が切り返しで力をゆるめます。その結果、ダウンスイングでクラブが垂れてダフリかトップ、うまく当たってもフェースが開いてスライスが出ます。

 150ヤードから5ヤード落とすのは、比率でいえばわずか3.3%を減らす計算になります。それほど微妙な力加減は、かなり困難であると考えたほうが賢明です。

▲切り返しで力がゆるむとクラブが寝る。前傾、体幹と腕の連携、手首の角度などに誤差が生じる





苦手克服方法

大きい番手で打ってもしっかり振り切る



フルショットしても5ヤード奥!それでもナイスオンだ



 大きい番手で5ヤード大きく打ったとしても、十分ナイスオン!小さい番手で5ヤードショートしても同様です。まずは、グリーンの状況によって大きい番手で打つか、小さい番手で打つかを決めましょう。5ヤードショートするとグリーンに届かないときは、大きい番手を使う。グリーンの奥でも乗れりさえすれば、大タタキの可能性は低くなるからです。

 ぴったりの距離を打とうと調節することこそが、ミスの原因です。いつもどおりに振り切るほうが成功の確率は高まるもの。いつものフィニッシュ位置をイメージし、そこまで振り切ることを心がけてください。

▲フルスイングのフィニッシュのカタチをイメージし、そこまで振り抜くことに集中するのがベストアンサー



▲番手どおりの距離を打っても145ヤードから5ヤード離れるだけ。1パットで決めるチャンスは十分

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