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「フジクラ」「日本シャフト」人気シャフトレビュー

女子ツアーアイアンシャフト使用率No.1!
日本シャフト

2015/8/28 21:00

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女子ツアー アイアンシャフト使用率No.1
日本シャフト

N.S.プロ950GH


●フレックス/R、SR、S、X
●重量/98g(S)
●シャフト長/39.5〜35インチ
●中調子
●価格/3500円+税


上田桃子


アイアンのシャフトにしなりは求めていません。必要なのは、重みとしっかり感のバランスのよさで、自分のなかでは950が一番だと思いずっと使い続けています。手を使わずに振ってきちんと仕事をしてくれますし、いいアイアンショットの必須条件である入射角が一定になる。打点がズレないボールコンタクトの再現性が高くなる、素晴らしいシャフトです。

渡邉彩香


高校生のころから使いはじめて、高い弾道が出るのが好きです。ボールの上がりやすさは抜群ですが、上がるだけではダメ! 意図的に低いボールを打つなど操作性が必要ですが、950は操作してもインパクトがブレないところが気に入っています。

香妻琴乃


学生のころからこれしか使っていません。こうしたいとかこうなってほしいとかのリクエストも不満もないので、違うものを試そうとか替えようと思ったことは一度もありません。

[その他の主な使用選手]
アン・ソンジュ
森田理香子
鈴木 愛
藤本麻子
李 知姫
全 美貞
堀 奈津佳
福田真未 など


鹿又Review
オールマティな軽めスチールの代名詞
 男子のダイナミックゴールド、女子のNSとスタンダード的な存在で、選手のコメントにあるようにジュニア時代から慣れ親しんだシャフトです。N.S.プロ 950GHに関しては、10年以上前から各メーカーの標準シャフトとしてもラインナップされ、ここまで普及した要因はどんなゴルファーでも使えるフトコロの深さ。ここで紹介している使用中の3選手もスイングタイプはまったく異なりますが、どんなゴルファーでも使える万能さをもっています。

 とくに近年の多機能、高機能化したヘッドとの相性が抜群によく、スチールシャフトの不動の長所である安定性を高い次元で実現してます。それに加え…

N.S.プロゼロスシリーズ


●モデル(フレックス)/ゼロス7(R2、R、S)、ゼロス8(R、S)
●重量/74g(ゼロス7・R)、87.5g(ゼロス8・S)
●シャフト長/37.5〜35インチ(ゼロス7)、38.5〜35インチ(ゼロス8)
●先調子
●価格/5000円+税


馬場ゆかり
(ゼロス8・R)


アイアンのシャフトは、自分で操作して意図したことを伝えられるものを使いたい。感じとして全体がしなって粘るタイプが好きですが、そのしなりのなかで「上げる」「飛距離を伸ばす」などの手助けになる仕事をしてくれたらベスト。ゼロス8はそのベストを叶えてくれたシャフトです。

菊地絵理香
(ゼロス7・S)


カーボンからこのシャフトに変更しました。スチール特有の縦横にブレない安定感がありながら、距離も出るところが気に入っています。ドライバーと同じく真っすぐ出てから左に曲がる軽いドローが持ち球ですが、左に大きく飛ぶことがないので、思いきってピンに突っ込める攻め方ができます。

一ノ瀬優希
(ゼロス7・S)


昨年のサイバーエージェントレディスから使いはじめ、その試合でいきなり優勝できました! 前の週まではカーボンを使っていましたが、このシャフトのほうが安定感が高い。ボールが上がるのでキャリーが出せるし、高さも安定するので距離のバラツキが少なくなりました。


鹿又Review
ボールが楽に上がるから飛んで止まる弾道が打てる
 ゼロスシリーズは、950GHの特徴であるボールが縦横にバラつかない安定性を損なわずに、飛距離性能をプラスしたシャフト。しなりを生かしたカーボン並みの飛距離アップが可能になります。使用しているのは小柄(一ノ瀬158cm、菊地157cm、馬場149cm)な選手が多いですが、背が低いとどうしてもボールの高さを出しにくい。しかし、ゼロスはボールを上げることに長けているので、高さ不足を補うことができるのです。

 重量は70グラム台と80グラム台のふたつから選べますが…

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