レッスン

飛ぶ曲がらないインパクト完全レッスン

7割の人が腰のきりすぎ、5割の人が突っ込みすぎ

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ボールを飛ばすのも曲げないのも、
肝心なのは“インパクト”! 
ということで今月は“ボールを打つ瞬間”に徹底的にこだわりました。
ここさえうまくいけば、絶対ナイスショットが打てる
「パーフェクトなインパクト」とは? 
それをマスターするためのレッスンです!

レッスン=関 雅史
●せき・まさし――スイングとギアの両面から上達へと導く「QP」の愛称で人気のPGA公認ティーチングプロ。今季、教え子の中村美枝が女子プロテストに一発で合格し、レッスンの申し込みが急増中。ゴルフフィールズ(東京都文京区)店長。

写真=小林司、相田克己、前田俊二
協力=ゴルフフィールズ、ウインザーパークゴルフ&カントリークラブ
取材トーナメント=TOSHINゴルフトーナメント、日本女子オープン

コレがだめインパクトの2大原因
7割の人が腰のきりすぎ!
5割の人が突っ込みすぎです!


アマチュア50人に理想のインパクトのカタチをつくってもらいそれらを診断。
結果は、7割が腰のきりすぎ、5割がカラダが突っ込みすぎだった。
そのほかにも悪い欠点が出てしまっていたのが左の人たち。
こんなカタチになっていたら、あなたのインパクトも要注意だ!

ドライバーのインパクト


左足体重すぎてアッパーに打てない
体重が左足に乗りすぎ。インパクトの瞬間の体重配分は5対5が理想。とくにドライバーが左足体重になると、アッパーブローで打てないのでボールが上がらない。


振り遅れやすいルックアップ型
顔がボールの先を向いてしまっている。顔を上げる(ルックアップ)のが早いと、その動きにつられてカラダが開いてしまうので、振り遅れやダフリになりやすい。


右腕が伸びてボールがつかまらない
右ヒジが伸びて右腕に余裕がなくなってしまうと、ボールを強くたたけない。右肩も前に出やすいので、カラダがかぶってボールが高く上がらなくなることも多い。


肩と腰が開いた右曲がりタイプ
今回の診断でもっとも多かった肩と腰が開きすぎのタイプ。実際にこのカタチでインパクトするとボールがつかまらない。トウヒットの当たり負けでスライスも出やすい。


アッパーブローの意識ができている
顔、肩、腰の向きなどほぼ完ぺき! さらにグッドなのがヘッドの位置で、ボール手前を最下点にする意識がもてているため、アッパーブローで打てる雰囲気が出ている。


左すぎるボール位置でカラダが開くパターン
ワイドスタンスだからボール位置が左カカトの前にあるように見えるが、軸よりもかなり左寄りになっている。ボールの左寄りすぎは、カラダが開く原因になりがちだ。

アイアンのインパクト


打ち込む意識が強すぎる突っ込み型
このカタチも今回の診断で多かったタイプ。ボールを「打ちにいく」「打ち込もうとする」意識が強すぎるため、軸が左に倒れている。さまざまなミスが出る危険なカタチ。


内股は右にも左にも曲がる危険性大
両ヒザが絞れて内股になるとカラダが回転しやすくなる。カラダ全体が回りすぎるとヒッカケに、カラダの回転に対して腕の振りが遅れるとスライスが出てしまう。


左ヒザが右に寄りすぎたフック&シャンク型
下半身の使いすぎで右ヒザが左ヒザに寄ってしまい、腰もきれすぎている。カラダがかぶるのでフック、または右ヒザが前に出るぶんシャンクも出やすい。


腰と左ヒザが流れてカラダがかぶる
腰のきれすぎも気になるが、左ヒザが左に流れているのも大きな欠点。左肩が引けて右肩が前に出るので、ヘッドの入射角がきつくなりすぎてダフリやすくなる。


ツマ先が開きすぎで大きくパワーロス
全体のカタチは悪くないが減点になったのは、開きすぎている左ツマ先の向き。右足から移る体重を左足で支えにくくなるので、ボールのつかまりが悪くなる。

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