頭・顔・目線パーフェクトインパクト

ヘッドが走る！
頭は右に残しアゴは右、
目線は左に向ける


頭が右に残ろうとする動きに反して、ヘッドは左へ勢いよく加速していくので飛距離アップできる

お手本プロ　左：藤田寛之　右：諸藤将次

体格や筋力以上に飛ばす秘けつは、頭を右側に残した「ビハインド・ザ・ボール」のカタチにある。細身の諸藤、小柄な藤田の両プロは、飛ばすためにその度合いが強く、カラダの中心よりも頭を大きく右に残してインパクトしている

頭を右に残すとヘッドが勢いよく加速していく
インパクトで「頭を残せ」とよくいわれますが、パーフェクトなインパクトはアドレスの位置より頭が右に残ります。頭を右に残すポイントは、アゴの先が右を指すように顔を右へ向ける。目線は左に向けながらボールを右側から見るようにします。このカタチができると、右に残した頭と左に振ろうとするクラブヘッドが引っぱり合うようになるので、ヘッドを目標方向へ勢いよく走らせることができます。


アゴのラインを右に向けて頭を右に残す。
目線は顔を右に向けたままボールを見るので、左方向へ向けるカタチになる

アイアンも同じ？
クラブが短くなるほど頭は真ん中に寄ってくる

アイアンのインパクトもアゴを右に向け頭を右に残しますが、その度合いはドライバーほど強くありません。その理由はクラブの長さの違いで、アイアンはドライバーほど長くないので、かかる遠心力もそれほど大きくない。ですから、アイアンは頭を「やや右に残す」程度でＯＫです。


アゴのラインは右に向けるが、頭はドライバーのインパクトほど右に残さない