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ボミのスタンスはオープンでも肩は超スクエア

 スタンスの向きは、人それぞれ右や左を向くクセがあり、わたしの場合、少し左を向いたオープンスタンスにしたほうが構えやすいし、気持ちよく振れます。でも、カラダ全体が左を向くとボールは曲がってしまうので、肩の向きだけはスクエアにします。シャフトを胸の前に当てたら、飛球線のラインと平行に合わせて、スクエアな向きになっているかチェックします。

 セルフチェックだけでなく、定期的にだれかに見てもらい、肩のラインだけは必ずスクエアになるようにしてください。

[レッスン12]
スタンス向きは「構えやすい」でOK!
肩の向きは絶対スクエア

スタンスの向きはスクエアでなくても肩のラインさえきちんとスクエアにすれば真っすぐ打てる

▲スタンスの向きは少しオープンだが、肩のラインはまったく開かず、スクエアな向きで構えている











▲肩はスクエアだが、切り返し以降にカラダが回しやすいオープンスタンスにして、回転の鋭さとキレで方向性のいいショットを打つのがボミ流




イ・ボミ
1988年8月21日生まれ、25歳。158cm。キュートなルックスで人気も高いが、ツアー5勝のうちのふたつが国内メジャータイトルと、実力もお墨つき。韓国水原市出身。マスターズGC所属。


右肩が下がるのが自然な構え

 クラブは左手より下に右手を沿えて握るので、肩のラインは自然に右肩が下がった傾きになります。この右肩下がりのラインを、地面と平行にしようとしてはダメ。肩をレベルに回そうとすると下がった右肩を上げてしまいがちですが、バックスイングでは右サイドが伸び上がり、ダウンでは右肩が突っ込んでしまうので、クラブの軌道や入射角が悪くなります。

 右肩が自然に下がっている状態をキープしながらカラダを回すのが、本当のレベルターンなのです。

[レッスン13]
右肩下がりをキープが
本当のレベルターン

レベルターンを意識すると両肩の高さをそろえがちだが、右肩は自然に下がるので地面と平行に回してはいけない

▲右手が下にくるので肩のラインは右が下がるが、腰のラインは地面と平行にするのが正しい構え



▲右肩を上げたり左肩を下げたりせず、右肩が下がったラインをキープする意識をもって回転する




腰のラインは地面と平行をキープ


▲腰のラインは、アドレスもスイング中も地面と平行をキープする。左右に傾かないように注意しながらターンすると、頭の位置がズレないので軸を真っすぐ保ったまま、鋭くなめらかに回転できる

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