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わずかなダフリのミスも許されず、苦手な人が多いフェアウェイバンカー。その攻略法を、アイアンの名手である宮里優作が大公開いたします!

スタンスは深く、狭く!

▲砂質がやわらかいときほどスタンスを深く、狭くして足場の安定とフットワークを図る



スタンスを狭くすればカラダの回転力がアップする

 フェアウェイバンカーからのアイアンショットも、グリーンまわりのいわゆるガードバンカーと同様、不安定な足場を少しでも安定させるために、両足を砂の中に「深く」埋めます。

 異なるのは、スタンスの幅ですね。大きな飛距離が必要ないガードバンカーはワイドスタンスが有効ですが、フェアウェイバンカーの場合は、スタンスを広くするほどフットワークが使いにくくなり、手打ちのスイングになりがち。そこで足場を固める代わりに、スタンスを通常よりも「狭く」するのがコツ。こうするとカラダの回転を使って、バランスよくスイングできるんです。

▲足を埋めるほどフットワークが使いにくい。それをカバーするためにスタンスを狭くする。これで上下のバランスがよくなり、正確に飛ばせる



▲スタンスを「深く」「広く」してしまうと、足がまったく動かなくなり、完全な手打ちスイングに。これではカラダが回らず、ミスヒットになる




足を埋めたぶんだけクラブを「短く」握る



足を砂の中に埋めると、カラダとボールの距離が通常より縮まる。そのぶんクラブを「短く」握って、距離を調整することが大切。これをしないとダフリやすくなるので注意しよう。


宮里優作 みやざと ゆうさく
1980年6月19日生まれ、34歳。170cm、70kg。昨季の日本シリーズで悲願のツアー初優勝。今春の東建カップも制してその才能がついに開花。沖縄県出身。フリー。

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