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振り抜きのいいスイングは、単にカッコいいだけではない!100や90をずっと切れない人や100を行ったり来たりの人も、上達の秘けつは振り抜くスイングにあったのです!

両腕の中はフィニッシュ直前まで二等辺三角形!世界屈指のショットメーカーはカラダの左回転で振り抜く!













 今回のテーマ"振り抜く"をマスターするにあたり、まずは上のアダム・スコットのスイングを見てください。

 アダムは、2014年USPGAツアーのバーディアベレージ(1ラウンドに獲るバーディの平均数)2位(4.24個)。バーディを量産するショットメーカーです。スイングで注目したいのは、両腕を二辺とした二等辺三角形がフィニッシュの直前まで崩れないこと。クラブを隠すと、まるでアイアンのライン出しや林の中から脱出するコントロールショットのようですが、これは方向性を上げるためだけの動きではありません。

 フォローを勢いよくスピーディに振り抜こうとすると、腕を使って振ろうとしがちですが、大切なのはあくまでもカラダの回転。カラダの回転を止めずに左へ回し続けながら腕を振ることが、インパクトの安定や飛距離アップにつながるのです。「腕に頼らずカラダの回転で振り抜く」を頭に置いてスイングすると、短期間でショットのレベルが大きく上がりますよ。(植村啓太)



アダム・スコット Adam SCOTT
1980年7月16日生まれ、34歳。185cm、75kg 。13年マスターズチャンピオン。ワールドランキングはローリー・マキロイに続く2位。今季は日本オープンに出場した。オーストラリア出身。


解説=植村啓太 うえむら・けいた
1977年5月27日生まれ。東京、大阪、マレーシアと国内外でスクールを開き、ゴルフの普及発展、上達に尽力を注ぐプロコーチ。K'sアイランドゴルフアカデミー主宰。

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