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「うまく当てようとする人」は約7割。そのうち9割は『振り抜く』で上達した

 コーチ業をはじめて16年。いろいろなレベルのゴルファーを教えてきましたが、そのうちの7割は、ボールにクラブをうまく当てようとするスイングをしていました。そんな人たちには、軌道やフェースの向きなどを修正する前に、まずは「振り抜く」ことを教えます。すると、9割の人が右肩上がりに上達していきました。

 振り抜くことは、ナイスショットの大前提。彼女たちのスイングは、振り抜けないゴルファーを即上達へと導くでしょう!(植村啓太)




賞金女王候補
成田美寿々




▲成田のように、左への回転力を強くすればフィニッシュまで一気に振り切れるけど、ボールを打とうとすると無意識に止まってしまう…。カラダを回し続けるコツは?



初優勝をゲット
渡邉彩香




▲左へ振り抜くには頭の位置が大事。渡邉のように「頭を残すといい」とよくいわれるけど、振ろうとすれば振るほど勝手に頭が動いちゃう…。どうすればいいの?



初シード入り目前
工藤遙加




▲加速すればフォローで振り抜ける。フィニッシュも工藤のように、クラブがカラダに巻きつくくらい振り切れる。でも、加速し続けようとしても途中で減速してしまうのはなぜ?






解説=植村啓太 うえむら・けいた
1977年5月27日生まれ。東京、大阪、マレーシアと国内外でスクールを開き、ゴルフの普及発展、上達に尽力を注ぐプロコーチ。K'sアイランドゴルフアカデミー主宰。

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