レッスン


塾生の藤田と宮本がわかりやすく解説!
アプローチのインパクトはややハンドファースト

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「ハンドファースト」とは、その名のとおり、ヘッドよりも手が先(目標方向側)にある状態。このカタチのメリットとは?


アプローチのインパクトはややハンドファーストで打つ

ハンドファーストなら悪いライでも対応できる

 ハンドファーストのインパクトはスイングの基本であり、厳密にいうと、ドライバーもハンドファーストです。

 ただ、ボールのライがさまざまで、より正確なインパクトが求められるアプローチは、とくにこのカタチが重要になります。「ややハンドファースト」に打つことで、クリーンヒットできる、ロフト角どおりに飛ばせる、ダフリやトップのミスが少なくなる、といったメリットが生まれるからです。今回はこれを徹底的にマスターしましょう!



小技の名手・藤田はパッティングもハンドファースト!


「ドライバーやパターはロフト角が小さいので、意図的にハンドファーストにする必要はありません。でも、ボクは球をしっかりつかまえて厚いインパクトをつくりたいので、パッティングでもハンドファーストのカタチを強く意識しています」(藤田)



藤田寛之 ふじた・ひろゆき
1969年6月16日生まれ。168cm、70kg。ツアー18勝。昨季は3勝をあげて賞金ランク2位。今季は3年ぶり2度目の賞金王を目指す。福岡県出身。葛城GC所属。


アプローチがうまい人とヘタな人はここが違う !
右手1本で打てますか!?

ハンドファーストができていない人は当たらない

 ハンドファーストのインパクトが正しくできているかどうかは、「右手1本」で打つとわかります。右手首の角度をキープしつつ、カラダの回転を使ってハンドファーストに打たないと、真っすぐ飛ばないからです。

 片手だとクラブの重さに勝てないので、手打ちの人は右手首の角度がほどけてしまい、「ヘッド」ファーストになりがち。練習法としても効果的で、これができればアプローチのレベルが格段に向上するはずです。(宮本)

▲手首を使わずにカラダの回転で打つ。やってみると意外とむずかしいが、ハンドファースト習得に役立つ。当たらない人はハンドファーストができていない証拠なのでチェックしてみよう



▲カラダを使わずに、手先でボールに合わせようとする人は、右手首をコネてしまいミスヒットになる



▲右手1本のアプローチの延長に、ドライバーのフルスイングがある、という宮本。この練習法で、カラダの回転で「クラブが振られる」感覚を身につけたい





宮本勝昌 みやもと・かつまさ
1972年8月28日生まれ。174cm、76kg。ツアー10勝。昨季は4年ぶりに優勝。年間2勝で賞金ランク5位と躍進した。今季はさらなる活躍を期待。静岡県出身。ハートンホテル所属。

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