パッティングは感性(フィーリング)が問われる分野であり、基本を踏まえれば好きなように打っていい、という芹澤塾長。その基本とはどのようなものか。上井邦裕と藤田寛之がレクチャーする。
芹澤塾パッティングの基本 其ノ壱
両手のひらとフェースの向きを揃えると方向性がよくなる
肩と腕の五角形を崩さずにストロークする
芹澤塾の基本は、大別するとふたつあります。ひとつは、両手のひらとフェースの向きをそろえてクラブを握ること。とくに右手のひらとフェース面は連動するので、握り方は自由ですが、向きをできるだけそろえるようにしましょう。(上井)
▲両手のひらを広げてクラブをはさむと、「面」の意識が生まれて正しくグリップできる
▲両手(とくに右手)のひらとフェースの向きをそろえれば、右手の感覚でタッチが出せる
もうひとつは、手首を使わずに、肩の回転で打つことです。肩と腕の五角形を崩さないことが大切。ボクはヒジからヘッドまでを一直線にしたら、ストロークがより安定しました。
▲以前は手をやや前に出して構えていたが(上)、ヒジからヘッドまで一直線にしたら精度が高くなったという(下)
▲肩と腕の五角形、あるいは三角形をキープして、肩の回転でストロークする。手首の角度を保つのはアプローチと同じだ
上井邦裕 かみい・くにひろ
1982年10月28日生まれ。180cm、78kg。高いポテンシャルをもつ未完の大器。今季こそ悲願のツアー初優勝を誓う。大阪府出身。三好CC所属。
芹澤塾パッティングの基本 其ノ弐
ヘッドを低く出すと、球のコロがりがよくなる
アプローチもパッティングもハンドファースト
ボクの打ち方はアプローチもパッティングも同じ。「ハンドファーストに構えて、ハンドファーストに打つ」ことをつねに心がけています。
ハンドファーストに打ってヘッドを低く出せば、ボールを長く押していけるので、インパクトが厚くなる。これが精度を高める秘けつです。アドレス時に手を…
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