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ジョーダン・スピースの世界一のワザ 解説&レッスン

ジョーダン・スピースに学ぶアプローチテク(4)

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スピンをかけるアレンジ法


軸を左に傾けながらフェースは返さずにヘッドを出す



スピンをかける場合もスイングの基本は同じだから安定する



 スピンをかけたアプローチも、硬くて速いUSPGAのグリーンで戦ううえでは不可欠です。スピースの場合も、コロがしを使って寄せられない奥の手として、ボールを低く打ち出してスピンをかける寄せワザももっています。

 ボールに強いスピンをかけるためには、普段よりもヘッドを鋭角に入れながらボールをクリーンにとらえ、低く打ち出していく必要があります。これをスピースは、ボールを上げるときと反対にスイング軸を左に傾けてボールをとらえることで行っています。ここでもやることはじつにシンプルです。

 具体的には、普段よりも少し左に多めに体重をかけて構え、インパクト後に右肩を高い位置に保って振り抜く。これで軸を左に傾けます。このときもフェースローテーションは抑えめ。あくまでボールは、カラダの回転でとらえています。

 このようにひとつの基本は絶対に崩さず、必要最低限の応用でいろいろなボールを打ち分けるのが、スピースの安定感の秘けつといえそうです。(小山)

▲ノーマルの打ち方を少しアレンジするだけでやさしく、確実にスピンの利いた球を打つ




スピンアプローチのポイント



ボールの左側を見ると自然と左足体重になる






6対4の左足体重で構え、最初から軸を左に傾けやすい状態を作っておく。そしてボールの左側を見るようなイメージでスイングすると…

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