レッスン

Approach
距離合わせのヒント
鈴木亨
すずき・とおる──1966年5月28日生まれ、46歳。178cm、78kg。ツアー通算8勝。2010年まで18年連続で賞金シードを守った。昨年は「セガサミー」10位タイなど。岐阜県出身。ミズノ所属。

2013/4/22 17:39

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距離感は50ヤードを基準に
手の位置で
コントロール
距離感の出し方がむずかしい50?80ヤードの
中途半端な距離のアプローチ。
鈴木亨は手の位置に気をつけて打っているという。

クラブヘッドの重さを感じてゆったり振る
 中途半端な距離を打つときは、基本的に振り幅で距離をコントロールしています。

 ただし、クラブの動きをイメージするのではなく、手の位置で振り幅を決めている。ボクの場合、手が右腰まで上がって左腰までいく振り幅だと50ヤード。その手の位置を基準にします。

 たとえば、手の位置が肩までいったら60ヤード。耳より高く上がれば80ヤードで、ほぼフルスイングという具合ですね。

 スイングのポイントはリズムを一定に保つこと。手を使ってしまうとダウンスイングが早くなりやすいので、ヘッドの重さを感じるようにゆったり振っています。

▲使用クラブは58度のサンドウエッジ



コレが基準!
50
ヤードの振り幅

▲手の位置が腰の高さまでの振り幅なら50ヤード。この振り幅が距離を打ち分ける基準となる



60
ヤードの振り幅

▲トップ、フィニッシュとも手が肩の位置まで上がれば60ヤード。ヘッドの重さを感じて振る



80
ヤードの振り幅

▲80ヤードはほぼフルショット。スイングのテンポを変えることなく振り幅だけを大きくする

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