レッスン

2014/4/15 18:36

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井原健 いはら・けん
1979年生まれ。スコアをまとめるためのボールコントロールをていねいに指導する。大利根カントリークラブ所属。



43歳。175cm、80kg。ゴルフ歴3年。平均スコア99。ミドルアイアンのスライスが悩みだがAWでスコアをつくる。

苦手
風に勝つため強く打とうとして早打ちになる

 風がアゲンストのときは風に負けないように低く強く打とうとしています。当たりが悪いと極端に距離が落ちますから、芯をはずさないためにも「大振りはダメ」といい聞かせています。でも、だいたいタイミングが早くなるせいか、結果としては、左に引っかけることが多いです。











▲球を右に置いてロフトを立てて上からたたきにいくのはよくある傾向。うまく打ててもフケ上がる!




苦手な理由
強く当てても風に負けるのはスピンが増えるから

 強く低く打とうとすると、上からヘッドを入れたくなるので、トップが中途半端に小さくなりがちです。トップが小さいとどうしても手の力でクラブを下ろすので、ヒッカケが出やすくなります。

 球を右に置いて、ロフトを立てて上から急角度でヘッドを入れる打ち方は、バックスピンを増やしてしまいます。それこそアゲンストの風にいちばん弱い球。フケ上がって、距離が出ません。強く当てれば当てるほどバックスピン量は増えますから、強く当てる意味はないのです。

 アゲンストに強いのは、バックスピン量の少ない球です。その打ち方を考えなければいけません。

▲アゲンストのときは浅いトップで切り返してしまう人が多い



▲球を右に置き、ヘッドを上から入れるとバックスピンが増えて打球はフケ上がる

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