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今シーズン好調な宮里優作とキム・ヒョンソン。ふたりのスイングを比べてみると飛距離アップのポイントが見えてきた!

解説=永井延宏 ながい・のぶひろ
1969年生まれ。大学卒業後アメリカへゴルフ留学。最先端の理論を学び、帰国してレッスン活動を開始。スイング、ギア双方に造詣が深い理論派。


宮里優作 みやざと・ゆうさく

1980年6月19日生まれ、34歳。170cm、70kg。今季開幕戦で日本ツアー2戦連続優勝。男子ツアーの中心的存在として活躍が期待される。沖縄県出身。フリー。

リストターンが大きいタイプ
リストターンを効果的に使い、ターゲット方向に力を集めるから、インパクトが厚くて長い

[正面]

▲リキみがなく、バランスが非常にいいお手本的アドレス



▲ノーコック気味のワイドで大きいテークバック。







▲インパクト直後、カラダの正面にある手は返っているのがわかる。ターゲット方向にフェースターンのエネルギーを使うテクニックだ



▲ターゲット方向に力を使ったあとは惰性でフィニッシュへ



宮里優作のスイング(正面)を連続写真でチェック!


[後方]












宮里優作のスイング(後方)を連続写真でチェック!


クラブの力を最大限に効率よく使えるスイング

 上の写真を見ると、インパクト前後で手首を返しているのがわかります。この動きによって、構えた6時(時計にあてはめて)の位置にクラブを戻してインパクトできる。クラブを最大限に効率よく使えるスイングです。

 リストターンを効果的に使うことで、カラダが力をかける方向、クラブの動きとエネルギー、フェースターンのエネルギーがターゲット方向に重なってくるので、インパクトが厚く、長くなる。このようにターゲット方向にすべての力を集約することで、力強く正確かつ遠くへ飛ばせるのです。

 アマチュアはリストターンを多めに使う傾向があるので、このスイングをお手本にすることで結果がよくなるはずです。

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