レッスン

  • LINE
グリーンを狙うショットをトップして奥にこぼす。逆目のラフや芝が薄いなど、なかなかのピンチになることが多い。しかもグリーンは下りで止まらなそう。こんな状況、どうすればいい?


村田章悟 むらた・しょうご
1982年生まれ。専大ゴルフ部出身。身体的特徴に合ったスイングを見極め、正しい動きの定着を図る。GPC恵比寿(03-6409-6793)で指導している。



43歳。177cm、60kg。ゴルフ歴6年。平均スコア93。週3回の練習で得意のショートアイアンに磨きをかけているが、寄せはやや苦手。

苦手
グリーンからこぼれるのを怖れてショート

 グリーンの奥は、むずかしいライがいろいろあります。そのうえ、グリーンは奥からはたいてい下っていますから、ピンを狙うと予想以上にコロがってしまう。それを避けようとするとまた長い下りのパットが残る、と不安だらけ。どちらかというと、不安のためか、強く打てなくてショートすることが多いですね。















▲リリースのタイミングが早い。意図的な操作なら問題ないが、そうでなければショートする




苦手な理由
「球を上げようとして上体が浮きインパクトが乱れる

 強く打ってオーバーしたくないので、必要以上に高く打ち出そうとしたり、ヘッドスピードが遅くなってしまいがちです。球を上げようとしてダウンスイングで左サイドが伸びたり上半身が浮き上がると、トップしてグリーンからこぼれます。また、球の勢いを弱めようとして動きがゆるめばダフリます。

 対処の基本は、確実にグリーンに乗せること。高く打ち出す動きを防ぐため、フォローを低く小さくとどめる意識をもちます。左ヒザの角度を保てばインパクトは安定して、フォローが小さければコロがりすぎも防げます。

▲打ち出しを高くしようとして左肩が浮き、アッパー軌道でヘッドが届かなくなった



▲低いフィニッシュをイメージし、そこまでゆるまず振ることでミスを防ぐ



さあ、克服しよう⇒
次のページ
逆目のグリーンエッジ

テーマ別レッスン

あなたのゴルフのお悩みを一発解決!

注目キーワード
もっとみる
閉じる