レッスン


プッシュ、スライスが出る人にまねしてほしい
ビリー・ホーシェルのスイング

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ダウンで腰は動くが肩は動かない。だから正確に遠くへ飛ばせる!

プッシュ、スライスは上半身の動きすぎが原因

 ホーシェルのスイングでまねてほしいのは、切り返しからインパクトまでの動きです。下半身(腰)を積極的に動かしているのに対し、上半身(肩)がほとんど動いていない点に注目してください。上半身がトップのポジションを保ったまま、腰と腕が動いているようなイメージです。

 カラダを積極的に使おうとするほど、プッシュやスライスが出る。そんな症状がある人は、腰と一緒に肩も動いてしまっています。それがクラブの振り遅れにつながるわけですが、解決するにはホーシェルの肩の使い方が参考になります。上半身を動かしすぎない、上半身が腕の動きの邪魔をしない、という意識をもってスイングしてみてください。(堀尾)



[ダウンブロー] 切り返し直後、腰はアドレスの位置まで一気に戻るが肩はほとんど動かずほぼトップの位置を保っている。これによってクラブがインサイドから下り、振り遅れることもなくなる

[インパクト] 飛球線後方から見たときインパクトで右腕と左腕が重なって見える。上半身が動きすぎていないからこのカタチになる。振り遅れてプッシュやスライスが出る人は左腕が上になっていることが多い


連続写真で解説

▲お手本的なバランスのいい構え





▲コックを早めに完了しカラダで上げていく





▲肩は動かさず腰を動かす



▲上体が突っ込まないからインから下りる



▲理想的なインパクトフォーム







ビリー・ホーシェルのスイングを連続写真でチェック!


▲昨年、ホーシェルにインタビューした堀尾。「アドレスとインパクトを同じカタチにすることを意識している」とホーシェル





ビリー・ホーシェル Billy HOESCHEL
プレーオフ第3戦と最終戦に連勝し、王者に輝いたシンデレラボーイ。クセのないオーソドックスなスイングは格好のお手本。1986年12月7日生まれ、28歳。182cm、78kg。

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