レッスン

2015/1/10 22:00

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新井康仁 あらい・やすひと
1975年生まれ。アメリカミニツアー参戦などを経て埼玉県入間市の霜原ゴルフガーデン(04-2966-3711)でレッスン活動を開始。ムリ・ムダ・ムラをなくす「引くレッスン」で効果を上げる。



39歳。168cm、69kg。ゴルフ歴17年。ラウンドは月1、2回。得意クラブは52度のAW。







▲君塚さんは「フックしないように」とカラダを早く回したが、逆球のスライスが出た





46歳。170cm、71kg。ゴルフ歴2年。いつも練習している7Iなら自信をもって攻められる!







▲小野さんのスライスOBの打ち直し(罠1)。「次は球をつかまえよう」としたが逆効果となった




苦手
直したいのにミスが重なり崩れていく

 君塚さんの場合、ミスが出ても原因がわからなくて困ることが多い。「前のホールでフックが出たのはカラダが止まったことが原因と思い、カラダをしっかり回してヒッカケを防ごうとしたのですが。逆にプッシュスライスが出ました」


君塚さんと小野さんの苦手な理由
過剰な修正ではいい部分まで失ってしまう

 君塚さんの1打目はヒッカケでしたが、芯に当たってはいたのです。それなのに「もっと早くカラダを回そう」とした結果、ヘッドが遅れて芯にも当たらなくなりました。打球方向も今度は、右。これでは次にどう狙えばいいかわかりません。動きを大きく変えるような冒険は控え、いまできていることをベースにして対処を考えることが大切です。

 また、ミスを心で引きずっていると、逆方向へ打ったりします。よかった部分、できていることを確認し、自信を失わないように。そしてココロとカラダをリセットして次の1打に臨むことです。(新井)

▲カラダを早く回そうとしたら、振り遅れてプッシュスライスが出た



▲再び引っかけそうなとき、左に曲がっても問題ないルートを選べば、同じスイングで対処できる

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